こんばんは、ナガトです。
前回はジークの嘘について考察しました。その結果ジークは嘘はついていないが事実を一部隠しているという結論になりました。
そして今回もジークについての考察を書いてみることにしました。今回ジークの最終的な目的が何なのかを考えていきたいと思います。
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ジークはマーレの味方なのか?
ジークはマーレ側ではパラディ島を滅ぼそうとしている人間ですが、兵団には一貫してパラディ島の解放を主張し続けています。とりあえずジークの本音が見えそうな部分を探してみましたので、一つずつ解説していきたいと思います。
まずジークがエルディア人であるということは間違いない事実ですよね。だからジークがエルディア人を守りたいという気持ちを持つことはごく普通のことかなと思います。ジークはマーレに訓練されてマーレの思想に染まっていると思うかもしれませんが、ナガトはそれは違うと思います。
112話でエレンが言っていたようにジークはマーレの知っているよりもさらに多くの情報を持っています。それがなぜかはわかりません。「獣の巨人」の記憶でしょうか?
とにかくマーレより多くの情報を持っているのなら、マーレに指示されたことがジークの最終目的と一致する可能性は低いのかなと思っています。
マーレは敵国が多く、戦いには巨人の力を使っています。もちろんこれを繰り返すことで世界がエルディア人に持つ憎しみは強くなってしまいます。ジークはそれが分かっているのでマーレの元で戦ったところでエルディア人が解放されるというふうには思っていないはずですよね?
話は22巻88話の「進撃の巨人」に飛びます。
「進撃の巨人」88話「進撃の巨人」より/諌山創
この場面でクルーガーは「ジークはマーレにすべてを話すだろう」と言っています。この「すべてを」というのはおそらく母ダイナが王家の血を引くものであり、彼女の子供であるジーク自身も王家の血を引くものだということだと思います。
でも実際ジークはマーレ側の人間にそのことを言っていないんですよね!そのシーンがこちらになります。
「進撃の巨人」93話「闇夜の列車」より/諌山創
コルトとジークの会話の場面です。
コルト:「どうしてジークさんは特別なんでしょう?王家の血をひ引いてるわけでもないのに」
このコルトの発言から考えると、マーレの人間はジークが王家の血を引いている者だということを知らないようです。
つまりジークはマーレに自分が王家の血を引くものだと言っていないんです!もしジークが完全にマーレに洗脳されていて、マーレのためになるというのなら自分が王家の血を引く者だということを言うはずですよね。
クルーガーの読みは外れました。このことからナガトはジークはマーレに洗脳に支配されていないんじゃないかなと思うんです!
また23巻の表紙を見ていただくと分かるのですが、ジークはなぜか1人だけ後ろを向いているんですよね。
「進撃の巨人」23巻より/諌山創
これにも何か意味がありそうですよね!ジーク以外はマーレのために戦うことを誓った者たちで、ジークだけは自分を信じて行動する者というのをを意味しているのかな、とナガトは思っています。
考えすぎかもしれませんが、この表紙からジークはマーレではなく自分の考えに従って動いているんじゃないかと思っています。
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ライナーとファルコはジークと同じ考え!?
少しライナーとファルコの話もしていきたいと思います。
まずナガトは、ライナーはマーレに希望を持っていないと見ています。
「進撃の巨人」93話「闇夜の列車」より/諌山創
ライナー:「お前がガビを救い出すんだ」「この真っ暗な俺達の未来から…」
ライナーはファルコにガビを救い出すように言っています。これはどういう意味でしょうか?
たぶんライナーはこのまま戦争を続けてもエルディア人が解放されることはなく、やられた側の恨みを買うだけだというこを悟っています。戦争に頼るのはエルディア人もしくは人類のためにならないということを分かっているんでしょう。ライナー自身戦争以外の方法で平和な世界を作ることを望んでいるように思えます。
このままガビたちが巨人を継承して自分のように戦争に参加したところで事態は好転変しないということが分かっています。こういったことを考慮すると、「この真っ暗な俺達の未来から…」というのは「戦争でしか渡り合うことのできないこの世界から」ということではないでしょうか。
「進撃の巨人」94話「壁の中の少年」より/諌山創
↑ここのシーンではファルコが戦争に反対していることがわかります。もしかしたらライナーはファルコが自分と同じ気持ちを持っていることをわかっていたから「お前がガビを救い出すんだ」なんて言ったのかもしれませんね!だとするとライナーとファルコは同じ考えを持っていることになります。この二人は「地鳴らし」のときに何か起こすかもです。特にファルコはこの世界を変える重要な役目を負うかもしれません!
最後にライナーとジークの関係性を見ていきます。
「進撃の巨人」108話「正論」より/諌山創
このシーン見ていて違和感ありませんでしたか?ナガト的にはめちゃ違和感ありました。
ここでライナーがいきなりパラディ島に奇襲しようってなんかおかしい気がします。先ほども言いましたがライナーはおそらく戦争反対派です。そのライナーが自分からわざわざパラディ島奇襲を提案するでしょうか?しかもかなり気合入っているように見えます。
(ドン)ってやってますからね(笑)。
また、ピークもコルトもポルコもライナーもジークに対する尊敬は強かったはずなので、いきなりジークが裏切り者だと言われても悪くは言えないと思います。
でもここではライナーだけ違うように見えませんか?いきなりやる気満々です。ということでライナーが単純にパラディ島に奇襲をするつもりでこういう発言をした、とナガトは思えないんです!!
まだ予想の段階ですが、もしかしたらライナーは、ジークが自分と同じ考えを持っていてジークならこの世界を変えてくれると期待しているのではないのでしょうか!つまりジークも世界を戦争から解放しエルディア人も解放するという未来を望んでいるのでは?ということです。
パラディ島でライナーが予想外の行動をとる可能性ありますよね?と期待しているナガトです(>_<)
こうなるとジーク、ライナー、ファルコの考えはほぼ一致するのかな、と( 一一)
でもまったく逆のパターンもありそうで怖いですね。ジークはパラディ島を殲滅したい一心かもしれません(; ・`д・´)
とりあえず今はジーク、ライナー、ファルコの気持ちが同じという予想を推しています。
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