どうも、ナガトです。
現在62話まで放送されているアニメ進撃の巨人The Final Season。
61話では「タイバー家」というワードが出てきました。
62話の最後、次回予告でもタイバー家と思しき人物が登場していました。
というわけで今回は「タイバー家って何?」という疑問を深掘りしつつ、ある程度細かいところまで解説します。
原作派の人たちは復習になるよう、アニメ派の人たちには(なるべく)ネタバレにならないように解説していきたいと思います(´▽`)
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タイバー家って何?
まず「タイバー家」という言葉が初めて作中に登場するのは、原作だと95話「嘘つき」でした。

「進撃の巨人」95話「嘘つき」より/諌山創

アニメ「進撃の巨人」61話「闇夜の列車」より/諌山創
アニメだと61話に当たります。
アニメと漫画だと若干ですが写真の写り方が違いますよね。
原作だとちょっとかっこいい感じになってますが、アニメだとより家族写真っぽい映り方をしているように思えます。
95話の時点で、アニメだと61話の時点で、タイバー家に関する情報が以下のように出ていました。
ジークやライナー、マーレの戦士が会議をする場面でタイバー家の話が出てきたんですけど、こういう流れでした↓
始祖奪還計画を早く成功させ、始祖の巨人をマーレの手に取り戻さなければいけない
しかし計画が成功しても、世界のエルディア人に対する歴史感情(差別)を無くすことは難しい
どうやって世界を味方にするか?
世界に顔が効くタイバー家の力を使おう
という感じですね。
ジークの台詞の中にタイバー家に関する情報が出ていました。
世界をエルディアの味方にするには、、、
ジーク:「まずは改めて あの島がいかに世界にとって脅威であるかを強く世界に知らしめなければならない」
「物語には語り手が必要だ」
「あの島」はパラディ島のことですね。
ジーク:「それをタイバー家が引き受けてくれるそうだ」
「『戦鎚の巨人』を管理するタイバー家の一族がね」

「進撃の巨人」95話「嘘つき」より/諌山創
ジーク:「100年前の巨人大戦でフリッツ王に反旗を翻した最初の貴族家であるタイバー家だ」
「彼らは名誉マーレ人として政治にも戦争にも不干渉の立場だったが このマーレとエルディアの未来を案じて立ち上がってくれたんだ」
ここで情報をまとめると、
タイバー家は「戦鎚の巨人」を管理している
タイバー家は巨人大戦でフリッツ王に反旗を翻した
タイバー家は名誉マーレ人であり、政治・戦争には不干渉だった
となります。
まず「戦鎚の巨人」はエレンが持つ「始祖の巨人」や「進撃の巨人」、アルミンが持つ「超大型巨人」などと同じ「九つの巨人」の一つです。
タイバー家にはエルディアの血が流れているので、巨人化することが可能なわけです。
また、タイバー家は名誉マーレ人の立場にあります。
その経緯はまた追々解説するとして、とりあえず「エルディア人だけど世界から名誉のある家と見られている」という理解で大丈夫です。
次に巨人大戦での功績なんですが、まず巨人大戦が何かを知っておく必要があります。
巨人大戦について解説した記事を読むのが早いと思いますが、一応この記事でも簡単に解説してみます。
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タイバー家は巨人大戦で何をした?
タイバー家を知るには、巨人大戦でのタイバー家の歴史を知ることが重要なので、ここを細かく解説していきます(`・ω・´)
巨人大戦、それは「九つの巨人」の力を持つ8つの家が争っていたことが始まりです。
86話にてダイナ・フリッツから説明がありました↓

「進撃の巨人」86話「あの日」より/諌山創
ダイナ:「そもそも『巨人大戦』とは145代目の王が『始祖の巨人』を継承したことが始まりですが それまでも八つの巨人を分けた家同士では争いの絶えない時代が永らく続いていました」
※「145代目の王」=フリッツ王
先ほど引用したジークの台詞の中に「巨人大戦でフリッツ王に反旗を翻した」とありましたが、145代目の王とはフリッツ王のことを指しています。
フリッツ家というのは代々「始祖の巨人」を継承していた家ですが、145代王のときに問題が発生しました。
とは言ってもそれ以前からフリッツ家を除く、8つの家では巨人の力を利用した争いが起きていました。この時点でも十分問題なのですが。。。
145代王のときにどんな問題が起きたか?
それは「始祖の巨人」の不在です。
簡単に説明すると、
145代フリッツ王が「始祖の巨人」を継承
145代王は8つの家が争っていることにうんざり
これ以上争っている人たちと一緒に居たくないから、別の場所で暮らしたい
パラディ島に移動する
これの何が問題かというと、
8つの巨人を持つ家の近くに「始祖の巨人」がいなくなってしまうことなんですよね。
「始祖の巨人」は他のすべての巨人を意のままに操ることができる絶対的な力を持っています。
つまり、どんなに8つの家が羽目を外したとしても、フリッツ家が本気を出せば鎮めることができたわけです。
しかし145代王は別の場所に移動すると言い出しました。
8つの家を管理する者がいなくなるわけですね。
巨人の力がマーレの手に渡る
8つの家の中で145代王と結託した家がありました。
それがタイバー家です。

「進撃の巨人」99話「疾しき影」より/諌山創
ヴィリー:「彼は始祖の巨人を継承すると同時にタイバー家と結託し エルディア帝国の歴史に自ら終止符を打つべく その身を捧げました」
※「彼」=145代王
145代王とタイバー家は協力し、エルディア人が乱用していた巨人の力をマーレ国に納めます。
元々はエルディア帝国というフリッツ王を頂点とするエルディア人の大国がありましたが、度重なる8つの家同士の争いで帝国の力は弱まっていきました。
そこで「始祖の巨人」を継承した145代王とタイバー家が結託し、8つの巨人のうち「戦鎚の巨人」と「進撃の巨人」を除く7つの巨人の力がマーレ国のものになったのです。
名誉マーレ人としてのタイバー家

「進撃の巨人」99話「疾しき影」より/諌山創
上記で説明してきた巨人大戦の歴史は、実は大衆には知られていませんでした。
大衆が知っていたのは、タイバー家が英雄ヘーロスと力を合わせ、145代フリッツ王を倒したという物語です。
※ヘーロスはマーレの英雄として語られてきた人物です。
なぜ大衆には145代王が悪者であるように語られてきたのか?
推測ですが2つの理由が考えられます。
それは
①マーレ国の統率を維持するため、②145代フリッツ王が望まなかったためでしょう。
145代王はどこか別の地で静かに暮らしたかったわけなので、マーレ事情に関わりたくなかったのでしょう。
また、マーレ人である英雄ヘーロスがエルディア帝国からマーレ国を救ったという物語の方が国を治めやすいでしょうからね。
というわけでフリッツ王を倒したヘーロスはマーレの英雄、タイバー家は名誉マーレ人となったのです。
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まとめ
タイバー家の解説は以上になります(´▽`)
「タイバー家って何?」という疑問は解消されたでしょうか?
もし間違っているところや、わからないところがあればコメントいただければ返信・修正します(たぶん)。
これからもファイナルシーズンを楽しみましょう!!
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