123話ではとうとう地鳴らしが開始。
124話の予想記事では管理人オリジナルの予想を書きましたが、面白いコメントいただきましたので紹介します!
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エレンの裏の思惑
以前にもエレンの目論見を予想する記事を書きましたが、今回はそれとはまた違う予想です。
コメントを紹介します↓
進撃の巨人と言う作品の根幹には「選択」というテーマがあると思います。
最初は人類VS巨人だったものが、人類VS世界となり、国家VS国家、民族VS民族というようにVSの構図が変わってきました。結局のところこのVSが「壁」なのではないかなと思います。大陸に渡ったエレンは「壁の中も外も変わらない」ということを知ってしまったのです。おそらく今のエレンにとっては人種も国も区別をしてないと思うんです。今エレンは人間を超越した感じになってますが仮に神や悪魔に近い目線から考えると国や人種なんてどうでもよくて、人間が人間と争っているだけという滑稽な絵図だなと。
ビリーの叔父さん、ありがとうございます(*’▽’)
納得です。
進撃の世界が物語の序盤と比べてだいぶ変わってきたことは、読者ならみなさん感じているかな、と。
では何が変わっているのか?
「vs構造」です。
ビリーの叔父さんが書いているとおりに「vs構造」の変遷をまとめました↓
人類 vs 巨人
↓
人類 vs 世界
↓
国家 vs 国家
↓
民族 vs 民族
↓
vs 「壁」
まさにこの流れ。
そして「壁の中も外も変わらない」というのも本当にそのとおりだなと思います。
「進撃の巨人100話「宣戦布告」より/諌山創
「進撃の巨人100話「宣戦布告」より/諌山創
エレン:「もちろんムカつく奴もいるし」
「いい奴もいる」
「海の外も」「壁の中も」
「同じなんだ」
エレンがファルコに言っていたことも同じでした。
人種も国も区別していない今のエレンだからこその視点でしょうか。
「地鳴らし」が一見自国を守るための破壊行為のように思えますが、 エレンがこのような世界観を持っていることも認識しておくといいかもしれません。
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世界に問う
海の外も壁の中も変わらないということは、「すべては無意味→自分たちに都合の悪い敵を排除すべき」ということじゃないの?
そう考えるかもしれません。
というかそういう意見もあるはずなんですよ。
だからエレンって世界の破壊者になるんじゃ?という考えも出てくる。
つまり、エレンが悪役になるというパターンです。
一方で別の考え方もあります。
再び先ほどのコメントのつづきを紹介します↓
エレンは人類に「選択」させようとしているのではないかということです。地ならしで世界を平らにするという発信を世界中のユミルの民のネットワークが中継します。いきなり中の良かった隣人がユミルの民かもしれないし逆かもしれない。
世界がライブ配信で地ならしされようとしているときに人類はどういう「選択」をするかということです。
人種や歴史とか国家とかで考えることなく汝の隣人を愛せるか?ということではないかと
エレンは「答え」は用意せずに、あえて人々に「問う」ことをするのでは、と。
ユミルの民のライブ配信ができるのは未だかつてないです。
エレンが予めライブ配信ができることを知っていたのなら、それ利用した作戦がありそうですよね?
何かやる気なのかもしれません。ライブ配信だからできることを。
人間は争いをつづける方向に走るのか?それとも……
というエレンからの問いかけが今後描かれるかもです。
コメントの「選択」というワードを見て、エレンとリヴァイ兵長のやりとりを思い出してしまいました(笑)。
「進撃の巨人」25話「嚙みつく」より/諌山創
リヴァイ:「俺にはわからない」
「ずっとそうだ…」
「自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…」
「…結果は誰にもわからなかった」
「だから…まぁ せいぜい…」
「悔いが残らない方を自分で選べ」
めっちゃ印象に残ってます。
「進撃の巨人」59話「外道の魂」より/諌山創
リヴァイ:「何が本当に正しいかなんて俺は言ってない」
「そんなことはわからないからな」
「お前は本当に間違っていたのか?」
これは兵長がたびたび言っていることで、進撃では重要なメッセージと言えるかもしれません。
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アルミンが絡んでくる
コメントのつづきです。ラストになります↓
「道」という概念はネットワークに似ているなと思ったので、ここでよぎったのがエレンの「世界を救うのはアルミン」という言葉です。このネットワークにアルミンが便乗できればアルミンの希望通り結果世界と「話し合える」んじゃないかなと。
ユミルの民の地ならしを止める為にユミルの民の人間の「壁」が抑止するみたいな(もしかしたらそこにユミルの民以外も一緒に行動してくれるかもみたいな)希望的な妄想です。それだけで解決できる甘いものではなさそうですが・・・
ここに来てアルミンが一枚噛むことになるんでしょうか。
振り返ればたしかにそれを思わせる場面はありました。
「進撃の巨人」83話「大鉈」より/諌山創
「人類を救うのはオレでも団長でもない!!」
「アルミンだ!!」「そうだろミカサ!?」
この場面は、いつかアルミンが大きな役を買うことになる伏線だったのかも。
ただ、当時のエレンはまだ地下室にたどり着いてもいなければ、ヒストリアの手にキスをして記憶が蘇っていたわけでもありません。
エレンの独断のみでケリをつけるつもりかもしれません。
一方でアルミンが「道」を通じて世界に話しかけるところは見てみたい!と思います。
アルミンが言ったら何かが変わりそうで……。
キッツのときみたいに、ぎりぎりのところでピクシス的な存在が登場するとか、、ないかなぁ。
今回紹介させて頂いたコメントはかなり鋭かったんじゃないかなと思いました。
ビリーの叔父さんに感謝ですm(__)m
エレンの言葉、表情、などに注目したいですね!
グリシャがフリーダに言った進撃の巨人の能力が未来の記憶を見ることができるの説明、これにも事実を織り交ぜながらエレンの仕込んでいるウソも織り交ぜてたら。と考えてみました。グリシャが「あんな恐ろしいこと…」という映像をエレンに見せられ?た、ことが少し引っかかってしまいまして。これが未来のエレンが見た未来の映像なのか、エレンのやろうとする意思の記憶を見ているのかで未来の記憶という言葉自体は同じでもその意味は変わってきませんか?という話です。エレンが本気で地ならしをする意思でそのビジョンをイメージできるならグリシャに未来のリアルな虚像を見せることも可能ではないかと。グリシャにとっては未来の映像だと信じてるわけです。ジークに「エレンを止めてくれ」と託したのもグリシャにはそこまでしかビジョンを見せてもらえなかった後のわからない部分だから縋りたい気持ちでジークに頼んだのではないかなと。(この妄想をするということはジークは「あんな恐ろしいこと」の時点では生存してるということか安否をグリシャが知らない前提としてとなります)。
つまりエレンはユミルの民ネットワークでその未来の映像というより「これから俺まじでこんなことやっから夜露四苦!」みたいな未来のフェイクニュースを見せることができるのでは?ということです。それをする為にはわりと本気で世界をぶっ壊すという意思がいります。
未来の記憶を見るというのがチート過ぎて変えられない未来というより、もしかして変えられるそれこそ「自由意思の啓示(ビジョン)」ならある意味未来を見てることと同時に未来は変えられるのではないでしょうか。ただ本気での意思が必要なことから自分では止めることは矛盾が生まれるためできません。要するにその後は他力本願なんです。エレンが託すそれこそがアルミンや兵長たちそしてライナーも入ってるのではないでしょうか?前からライナーはエレンだけは座標のチカラを持たせてはならないと断言してます。そう思う何かがあると考えてます。あとこれも根拠がない妄想ですがレベリオでエレンは自らの手を汚して一線を超えてます、世界を欺くためのリアリティをイメージするにはここまでの覚悟が必要だったということも兼ねていたとか?
妄想の追伸です。
自分で世界をぶっ壊す意思を矛盾の為に止められないエレンは知ってる人に止めてもらいたいのではないかと。候補はミカサ、アルミン、兵長です。この中では兵長が一番オッズ高いと思います(あくまでも妄想です!)
追伸の本題はそこではなくてあのトルコ帽の少年です。エレンの涙は兵長や104期のみんなに言えなかったことを、すべてが終わった後にあの少年に託けていたのではないかということです。
少年の肩に手をかけてなにかを告げていそうなあの記憶の断片はそういうシーンではないかと。
何度もすみませんがあくまでも妄想です!
妄想の追伸の追伸です。
アルミンがこのネットワークに介入できそうな希望が壁の地ならしの巨人たちが見た感じ「超大型」ルーツの量産巨人かもしれないというところもありませんかということです。
ありがとうございます。
>「超大型」ルーツの量産巨人かもしれない
ありそうですね!また考えたのち記事内に盛り込むつもりですm(__)m