どうも!ナガトです。
進撃の巨人はあの作品とどこかで結びついているのかもしれない、ついそう思ってしまった作品があります。
もちろん個人的にということですが、面白いなと思ったのでこの記事で共有します!
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進撃の巨人はジブリ作品が関係している?
進撃の巨人最新話が公開されると決まってTwitterが盛り上がることを知っていたナガトは、「#進撃の巨人123話」で調べてみました。
するとこんなツイートが目に入ったのです↓
エレンがデイダラボッチに進化#もののけ姫#進撃の巨人#進撃の巨人123話 pic.twitter.com/xwYg6zrYyM
— あまっち (@amatchi_jp) November 8, 2019
エレンがデイダラボッチに進化
ご存知の方も多いと思います。そう、デイダラボッチとはスタジオジブリ作品「もののけ姫」に登場する神様です。
これを見て「ほう…面白い」とナガトは思ったわけですが、それには理由がありました。
もののけ姫を思わせるシーン

「進撃の巨人」119話「兄と弟」より/諌山創
以前も記事に書いたかも(書いてないかもしれないけど)ですが、119話ラストでガビの撃った銃弾によってエレンの首が吹き飛ぶシーン。
ここがもののけ姫のあのシーンと被ったんですよね、頭の中で。

「もののけ姫」/スタジオジブリより
最後なんてまったく予想できなかったな。完全に裏切られました。どちらかといえばジークがああいうふうになると思っていたんですから。ジークが弟の頭を抱えて泣きわめくような惨状を想像してしまった(>_<)
あと、エレンの首がふき飛ぶところを見て、シシ神様が撃たれるシーンを想起しました。— ナガト@アース調査兵団兵士 (@nagatoshingeki) July 9, 2019

「もののけ姫」/スタジオジブリより
夜になるとデイダラボッチへと姿を変えるシシ神がその姿を変えるとき、エボシの石火矢で首を射抜かれてしまいます。
人間に取られた首を探し回るデイダラボッチは森を徘徊し、デイダラボッチが触れた植物や人間が生命を失っていく描写がありました。
もう少しでデイダラボッチに変化できると思ったところで、エボシに石火矢で首を撃たれるシシ神
もう少しでジークと接触できると思ったところで、ガビに対巨人用ライフルで首を撃たれるエレン
これら状況や一連の流れが似ているな、とふと思いました。
「もののけ姫」なんてしばらく見ていなかったのに、ふと思い出したのはそれだけ似ていたからかなと思ったり(‘ω’)ノ
他に似ている点と言えば、目の下の模様でしょうか…巨人化をした直後は目の下に模様ができますが、それがシシ神様の目の下にある模様と似ていると感じます(もちろん他にも類似点はあります(; ・`д・´))。
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「もののけ姫」から考察する今後の展開
もののけ姫の展開に沿って進撃の巨人のこの先の展開を考えていきましょう。
「もののけ姫」ではこの後こうなった
シシ神様がエボシに首を射抜かれてのち、どうなったかというと、先ほども書いたようにデイダラボッチという生き物に変化します。
デイダラボッチはかなり古くから日本で伝承されている神や巨人のことを言うみたいです。
Wikipediaによると
ダイダラボッチは、日本の各地で伝承される巨人。類似の名称が数多く存在するが、以下では便宜的にダイダラボッチと呼称する。山や湖沼を作ったという伝承が多く、元々は国づくりの神に対する巨人信仰がダイダラボッチ伝承を生んだと考えられている(鬼や大男などの妖怪伝承が巨人伝承になったという説もある。)
引用:Wikipedia
ダイダラボッチとは、つまりデイダラボッチのことを指しており、pixiv百科事典によるとデイダラボッチの別名であると説明されていますね。

デイダラボッチの紹介はこの辺にして、先の展開に移ります。
デイダラボッチの登場をきっかけに多くの生命が失われていきます。
アシタカはエボシに戦いをやめて村に帰るよう伝えるが、エボシはかまわずシシ神殺しに向い、遂にその首をとる。するとシシ神の体から不気味な液体が大量に飛び散り、それに触れた者たちは死に、木は枯れてしまう。やがて液体は津波のような勢いで山を埋め尽くし、森は枯れ果てて、タタラ場も壊滅してしまうのだった。サンは森が死んだと絶望し、人間に対する憎しみを爆発させる。
引用:Wikipedia
人間が神様(デイダラボッチ)の首を奪うことで、厄災に襲われるという展開です。
人間の過ぎた行いが神の逆鱗に触れて災難が訪れる…という一度は聞いたことがありそうなお話と似ていると思うかもしれません。
それではこの展開を踏まえることでこれからの進撃の巨人の物語をどう考えることができるでしょうか?
もちろん個人的な意見ですので、「そういう予想もあるのか(´▽`)」というくらいにご覧くださいm(__)m
「進撃の巨人」ではこうなる
まず
シシ神様 = エレン・イェーガー
デイダラボッチ(神様が変化した姿) = 史上最大クラス巨人(エレンが変化した姿)
と考えてみます。
次にこの神様(デイダラボッチ)を、そしてエレンを怒らせた(怒らせたという表現が適切かわからないけど)存在は何か?
もののけ姫では人間が怒らせた存在となり、進撃の方ではパラディ島に住むユミルの民を根絶やしにしようとする人々と考えられるかと思います。

「進撃の巨人」123話「島の悪魔」より/諌山創
なぜなら、エレンが行動を起こした理由は自分が生まれ育ったパラディ島、そこにいる人間たちを助けなくちゃならないと思ったからです!
なので
もののけ姫における神を怒らせた存在 → 森に対する人間たち
進撃の巨人における神を怒らせた存在 → パラディ島の人間に対する人間
と考えることができます。
デイダラボッチは人間に奪われた首を探し回りますが、その過程で多くの生命(森や人間、動物)が死んでいきます。
この現象は、エレンがパラディ島を世界から守るためにマリア、ローゼ、シーナの壁を解放することで超大型巨人で地鳴らしをする現象になぞらえることができるように思います(`・ω・´)
そのときに犠牲(マーレに集まる軍関係者、その他民間人など)が出ることは、もののけ姫で森や動物が死ぬことと似ていませんか?
世界は一度荒廃する
もののけ姫では動物や植物たちの生息領域である森、そして人間の暮らす場として描かれているタタラ場もどちらも壊滅してしまいます。
もし進撃の巨人がもののけ姫の展開を汲んでいるとすると、世界は一度地鳴らしによって壊滅状態になるのかもしれません!
建造物などの人工物だけでなく、自然まで破壊されるのでは?ということです。
自然といえば巨大樹の森がありますが、どうなるんでしょうか。60mの体長を持つ超大型巨人に比べ、巨大樹の森の木々は標高80mあります。
その後は…
その後のもののけ姫がどうなるかというと、良い方向に向かっていきます。
しかし、アシタカはまだ望みはあるとサンを説得し、二人は協力して、シシ神の首を持って逃げようとするジコ坊を押しとどめ、首をシシ神に返す。
シシ神は首を取り戻したが、朝日を浴びると同時に地に倒れて消える。その風が吹き抜けると、枯れ果てた山には僅かながら緑が戻り、アシタカの腕の呪いも消えた。アシタカは好きだが人間を許すことはできないと言うサンに、アシタカは、それでも互いの世界で共に生きようと語る。エボシもタタラ場の村人達に、新たに良い村を作りなおそうと語りかけるのだった。
引用:Wikipedia
奪われたシシ神様の首はなんとか元通りになり、朝日を浴びることでデイダラボッチは消えていきます。
ナガトの記憶では森は完全に回復した思っていたのですが、そうではなかったみたいです。
僅かに緑が蘇った程度であり、タタラ場は壊れたままですね。
ここら辺を進撃に置き換えるとどうなるでしょう?
エレンが使う始祖の力が尽きることで、超大型巨人たちが動きを止める
↓
しかしエレンの望み通りマーレに集結した世界連合軍は潰される
マーレ以外の場所でも甚大な被害が出る
↓
しばらく月日が経ち、被災地は少しだけ復興する
始祖の力を使い続ければ、エレンの体が弱りしばらく動けなくなるかもしれません。
その間に世界は少しだけ回復するのかな、と。
ただ、もっと派手に世界は荒れるやもしれませんよね…(-_-;)
※ネタバレします
てゆか始祖の巨人やばい、もう嫌な予感しかない。だって諌山先生、トラウマ的な最終回とか言ってたやん…なんか私は104期生が大好きなんです。みんなに幸せになってもらいたいです。これって叶わぬ願いですか#進撃の巨人123話
— 鬼滅のさき⚡️ (@orachan075) November 9, 2019
まだ最終回は先だとは思いますが、諌山先生はどの程度のトラウマを想定しているんでしょうね(苦笑)。
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まとめ
そろそろ終わりにします!
・「もののけ姫」と「進撃の巨人」の類似点
①エレンという神的な力を持つ存在とシシ神様といういわゆる神様
②もう少しのところで神様(エレン・シシ神様)の首が射抜かれてしまう
③神様は奪われたものを取り返すために暴れまわる(エレンは地鳴らしを、シシ神はデイダラボッチの姿で首探しをする)
・「もののけ姫」を踏まえた今後の進撃展開予想
エレンが使う始祖の力が尽きることで、超大型巨人たちが動きを止める → しかしエレンの望み通りマーレに集結した世界連合軍は潰される
マーレ以外の場所でも甚大な被害が出る → 時間を置き、少しだけ復興する被災地
今回のテーマは考えていてなかなか面白かったです(*’▽’)
物語がどこまで進撃するのか、もうここが気になってしょうがない…。
最後に諌山botからの言葉を捧げます。
“「これを描いているやつは、人として間違っている」というような感想でもいい。作品が、読者にとっての「何かを考えられるおもちゃ」になれば嬉しいです”
(2014/4/11 honto)— 諫山創bot (@isym_hzm_bot) November 16, 2019
“「これを描いているやつは、人として間違っている」というような感想でもいい。作品が、読者にとっての「何かを考えられるおもちゃ」になれば嬉しいです”
(2014/4/11 honto)
“(作品を通して読者に伝えたい想いやメッセージは)ないんです”
“ただひたすら自分の、自分勝手なフラストレーションだったり、よく分からない怒りみたいなものをただ漫画でぶつけるという行為を繰り返してるだけ”
(2018/5/5 NHK「ここから」)— 諫山創bot (@isym_hzm_bot) November 15, 2019
“(作品を通して読者に伝えたい想いやメッセージは)ないんです”
“ただひたすら自分の、自分勝手なフラストレーションだったり、よく分からない怒りみたいなものをただ漫画でぶつけるという行為を繰り返してるだけ”
(2018/5/5 NHK「ここから」)
破滅願望や世界の終わりを見たいというような願望はあったか?という質問に
“「世の中滅んでしまえ」というような?それは結構リアルに考えていましたよ”
“人類滅亡後の世界はどんなだろうと”
(BRUTUS 2014年12月1日号)— 諫山創bot (@isym_hzm_bot) November 14, 2019
破滅願望や世界の終わりを見たいというような願望はあったか?という質問に
“「世の中滅んでしまえ」というような?それは結構リアルに考えていましたよ”
“人類滅亡後の世界はどんなだろうと”
(BRUTUS 2014年12月1日号)
恐怖と楽しみが入り混じっています(*´Д`)
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