どうも!ナガトです。
127話ではアニがなかなか痛いところ突いてきました。
エレンと対話することができるのか?対話できたとして止められるのか?
少し先の話にはなりそうですが、ここは物語の結末を左右する重要なポイントですよね。
今回はエレンを(説得で)止められなかった場合の展開を予想してみます!
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エレンとの対話は実現するのか?
エレンを止めるにはまずエレンに近づく必要があります。
アニは「エレンを殺せるの?」と問いましたが、アルミンはエレンと対話してみないことにはわからない、といつものように対話の可能性を出します。
「進撃の巨人」112話「無知」より/諌山創
112話でアルミンとミカサはエレンと直接会って話しはしましたが、あの時のエレンは本音ではなかったですよね。
エレンは本心を隠していたように見えました。実際「安楽死計画」に乗っていたことも嘘だということが明らかになりました!
だからこそアルミンはエレンと本音で対話する必要があると考えているのでしょう。
エレンを説得できるのか?
「進撃の巨人」127話「終末の夜」より/諌山創
アニ:「説得でもするの?」
「それで考え直すくらいの奴が人類大虐殺なんて実行する?」
これはアニのド正論だと思いました!
そもそもエレンを説得すること自体難しそうですし、エレンはパラディ島が敵に蹂躙されることにおそらく誰よりも強く反対していますよね。
「進撃の巨人」25話「嚙みつく」より/諌山創
今のエレンは昔のようにただ感情に任せて動いているわけではないと思いますが、それでもグリシャの記憶を見て外の敵の存在を知った時から、エレンは自分が殺戮者になることを覚悟したのかもしれません。
そのエレンを説得するには盤上ごとひっくり返す何か秘密兵器みたいなものが必要になりそうですが、そんなものないよ…と思ってます(._.)
説得材料
今のところエレンを説得するための材料はかなり説得性に欠けているんですよね。
「進撃の巨人」127話「終末の夜」より/諌山創
ハンジが言った「虐殺はダメ」というのが一応ハンジたちの意見だと思うのですが、これじゃ理由になってるのかわかりませんよね。
Q.何で人類大虐殺はダメなんですか?
A.虐殺はダメだからです
こういう質問と回答があったとするなら、エレンと対話してもこの問答と同じことが起きそうです…。
大虐殺をしてはいけない理由が語られていないんですよね。
もちろん「大虐殺をすることは人類全体にとって損害が大きいから」「パラディ島の人間が大虐殺される方が人類全体へのダメージは少ないから」
という論理は成り立ちますけど…ね。これをエレンが飲み込むはずないですし、たぶんパラディ島に住む人々も飲み込めないと思います(`・ω・´)
「それはわからないよ」「エレンと話してみないと…」と言ったアルミンでしたが、アルミンは今書いたようなことを理解しているはずなので、実際エレンとの対話にどのくらい可能性を感じているかと言われれば、微妙な気がします。
なので対話は今の段階では実現できない気がします。他に何か希望が見えない限りは……。
放っておけば、そのうちマーレがパラディ島を占領し資源は根こそぎ取られることはほぼ確定していたわけなので、エレンの行動は正解だったのでしょう(倫理的にどうかは置いといて(-_-;))。
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エレンを止められなかった場合の展開
さて、ここからはエレンを説得して止められなかった場合を考えてみましょう!
力づくでエレンを止める
エレンを説得で止められなかったとしても、一応エレンを力づくで止めるという選択肢はあります。
ただ、それは始祖の巨人を相手にするということになるので、無理な戦いになることは想像がつきますよね。
アニメ「進撃の巨人」44話「願い」より/諌山創
ハンジたちエルディア人はエレンに記憶を改竄される可能性がある以上、エレンからすれば虫けらみたいなものですよね。
イェレナとマガトはマーレ人ですが、もちろん二人だけじゃ何もできないでしょう。
ただ、現在エレンが始祖の力をどれだけ使えるのかは未知なので、予想するのがめちゃ難しいです。
たぶん、エレンには勝てません(苦笑)…
なので結局はエレンと対話するしか道はないと思うんです(`・ω・´)
バッドエンドでもいいじゃないか
エレンを止めることができなかった場合の僕の結論は、バッドエンドです(>_<)
超大型巨人群によってマーレやパラディ島を狙っている他の国々が蹂躙され、パラディ島は生き残る……
ハッピーエンドのようなバッドエンドで読者は混乱…諌山先生の勝利\(^o^)/
諌山先生は読者がどう読めばいいのかわからない展開を描いてみたいと語っていたこともあったので、本当にそういったエンディングはあるかもと思っています(; ・`д・´)
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まとめ
個人的にはエレンが説得されちゃうようなことが起きるとは思っていませんし起きて欲しくないですが、もし起きるなら始祖ユミルに関連したストーリーが見たいです!
エレンの原動力に始祖ユミルが関わっているのかはわかりませんが、1話のタイトル「二千年後の君へ」やエレンが見た夢なんかを考えると、始祖ユミルがエレンの行動を左右するのかもと思ったりします(`・ω・´)
というわけで記事は終わりま~す(‘ω’)ノ
もしかしてエレンが地ならしを行っているのではなく始祖ユミルが今自由意志で子どもの感情のまま自分を苦しめた対象に怒りを解放している状態なのではないかと思うのです。その対象というのが「残酷な世界」そのものではと思いました。ユミルを救うことが世界を救うことだと思うのです。ユミルは同じ奴隷からも指を指され豚泥棒にされました。あの時の指の数が13本だったような気がします。感情のままに世界に怒りをぶつけるユミルに今後もしかしたら13本の手が差し伸べられるのではないかと思ってしまいました。(そういえば週末の夜の食卓を囲んでいたのも13人だったような・・)ユミルの魂の救済により始祖ユミルの力が地ならしとは違うかたちでユミルの自由意志で使われるのではないかと思ってしまいました。ユミルに伝える答えはすでに序盤に出てる言葉だと思ってます。ミカサの「この世界は残酷だ。だけど〜ときどき美しい」だからその為に生まれてきた価値があるということがこの作品の伝えたいことなのではないかなと思ってます。
ちなみにイェレナも今の始祖ユミルに考えが近いのではないかと思います。イェレナって敵味方ではなくて差別そのものを嫌ってる気がしてます。だから人類なんて滅べばいいというまさに「残酷な世界」そのものを憎んでる気がしてます。マーレ人のイェレナには過去に親しいエルディア人がいたのではないかな?と思ってます。