この記事ではコミック「進撃の巨人」に登場するグリシャ・イェーガーについての情報をまとめました。
物語を読み解く際にぜひ参考にしてみてくださいm(__)m
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目次
グリシャ・イェーガーを徹底分析!
グリシャ・イェーガーはエレンの父親として1話から物語に登場していました。
まずは彼にまつわる情報を箇条書きで並べてみました👇
・医者
・エレンの父親
・カルラの妻
・845年、姿を消す
・息子エレンに地下室を鍵を預ける
・エレンの記憶より、グリシャの死亡が判明
・グリシャ・ノートよりグリシャの過去が明らかに
・壁外と海を隔てたマーレ国で生まれる
・エルディア復権派へ入る
・ダイナ・フリッツと結婚し、息子ジークを授かる
・復権派は捕まり、楽園送りにされる
・唯一グリシャが生き残り、「進撃の巨人」を継承する
・壁外に到着する
・壁内ので発生した流行病を治す
・カルラと結婚し、エレンを授かる
・845年、死亡
できるだけ詳しく解説していきます(*’▽’)
それでは順番に見ていきましょう!
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主人公エレンに地下室の鍵を渡す
「進撃の巨人」10話「左腕の行方」より/諌山創
冒頭でも書いた通り、グリシャ・イェーガーは主人公エレン・イェーガーの実の父親であり、またカルラの夫でもあります。
進んだ医療の知識を持つ医者として活動していました。
しかし、イェーガー一家の家が位置するシガンシナ区が超大型巨人によって破られてから、グリシャの行方はわからなくなっていました。
エレンにも行方はわかっていませんでしたが、手掛かりになり得るものもありました。
それは壁が破壊された日、グリシャが出掛ける前に彼がエレンに言った言葉でした。
また、壁の破壊のあとにエレンはグリシャと会っていた気がすると言っており、その記憶も手掛かりになり得るものでした。
「進撃の巨人」10話「左腕の行方」より/諌山創
ずっと秘密にしていた地下室、そこに行けばすべてがわかる、そいういった言葉をグリシャはエレンに残していたのです。
グリシャの記憶が蘇る
845年の事件以来、グリシャはどこに行ってしまったのか、その謎を解き明かされたのは、地下礼拝堂に連れてこられたエレンがロッド・レイス、ヒストリアと接触した瞬間でした。
王家の持っていた「始祖の巨人」を身に宿したエレンが、王家の人間と触れることによって「始祖の巨人」の継承者の記憶を思い出したのです。
そのなかで始祖を保有していた父親グリシャの記憶がエレンに流れたのでした。
「進撃の巨人」63話「鎖」より/諌山創
グリシャは845年のあの日、レイス家の礼拝堂に行き「始祖の巨人」を身に宿すフリーダ・レイスを捕食し、始祖の力を手に入れていたのです。
この時点ではまだグリシャがいつ、どのように巨人の力を手に入れたのかはわかっていませんでした。
のちに出てくるグリシャ・ノートの中で明らかになります。
それと同時に、壁が破壊された日にグリシャがエレンにしたことも記憶の中で明らかとなりました。
「進撃の巨人」62話「罪」より/諌山創
巨人化薬を打たれたエレンは無垢の巨人となり、グリシャを捕食したのち知性を持つ巨人の力を手にします。
つまりグリシャは845年時点で死亡していたのです。
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海の向こうから来たグリシャ・イェーガー
「進撃の巨人」85話「地下室」より/諌山創
シガンシナ区決戦のあと、85話から86話のなかでエレンの生家の地下室に向かった調査兵団は、グリシャ・イェーガーが書き記した3冊のノートを発見することになります。
そのノートには「写真」というエレンたちの住んでいる世界には存在しない、高度な技術をつかったものが挟まれていました。
ここからグリシャ・イェーガーの予想を超える過去の出来事が語られることになります。
マーレ国に生まれる
「人類が優雅に暮らす壁の外」という記述がありましたが、グリシャ・イェーガーが生まれたのはマーレというエレンたちの世界とは海を隔てた国でした。
また、エレンたちのいる世界は、パラディ島という周りが海に囲まれた島であったことも明らかになります。
「進撃の巨人」86話「あの日」より/諌山創
グリシャにはフェイという妹がいました。
グリシャ一家が住むマーレ国内には、エルディア人収容区という場所があり、そこにエルディア人が住むことになっています。、エルディア人とは巨人化する能力を持っている人種のことで、パラディ島内に住んでいる大半の人々はエルディア人に属します。
ある日エルディア人収容区の壁の外に許可無く出たグリシャとフェイでしたが、そこでは厳しい現実が待ち受けていました。
外出許可証を持っていなかったグリシャとフェイは、マーレ人からひどい仕打ちを受けることになります。
この事件をきっかけに妹フェイは死んでしまいます。その場にいた二人のマーレ人のうちひとりの男がフェイを殺したのです。
「進撃の巨人」86話「あの日」より/諌山創
グリシャは収容区の外に妹を連れていった自分の愚かさを呪い、エルディア人がマーレ人に虐げられる歪んだ世界を憎みました。
エルディア復権派へ
それからしばらく時間が経ちグリシャが18歳になったとき、グライスという男と出会います。
グライスからフェイ死亡の真実を知らされたグリシャは、エルディア復権派という組織に入ることになります。
「進撃の巨人」86話「あの日」より/諌山創
グリシャはエルディア復権派に入るとともにエルディア復活を心に誓いました。
組織の中でエルディア人の人権を取り戻すため行動していたグリシャたちでしたが、ある日、フクロウというエルディア復権派を裏から支えているマーレ側の内通者からある人物が送られてきます。
「進撃の巨人」86話「あの日」より/諌山創
ダイナ・フリッツです。
ダイナ・フリッツはフリッツ王家の血を引く人物でした。
ここからパラディ島に逃げ込んだ偽りの王家から、本物の王家へと「始祖の巨人」を移そうという壮大な計画が動いていきます。
その後グリシャとダイナは結婚し、男子を授かることになります。それがのちにシガンシナ区決戦で調査兵団と戦ったジーク・イェーガーです。
復権派の楽園送り
「進撃の巨人」86話「あの日」より/諌山創
王家の血を引くジークをマーレの戦士に仕立て上げようとしていたグリシャとダイナでしたが、ある日マーレ側にエルディア復権派の存在がバレてしまい、二人だけでなくエルディア復権派のメンバーはみんな楽園送りにされてしまいす。
グリシャとダイナがエルディア復権派であるという情報をマーレに伝えたのは、なんと息子のジークでした。
楽園にたどりついた復権派の仲間たちは巨人に変えられていきます。
とうとう妻のダイナも無垢の巨人に変えられてしまい、残るはグリシャひとりとなりました。
もうだめかと思われましたが、マーレ側のひとりの人間に助けられます。
その人物は巨人化の力を持っており、巨人の力でその場にいたすべてのマーレ人を殺し、証拠もすべて消しました。
「進撃の巨人」88話「進撃の巨人」より/諌山創
「進撃の巨人」88話「進撃の巨人」より/諌山創
このエレン・クルーガーという人物は、グリシャとフェイが収容区から出たあの日、グリシャに仕打ちをした人物でした。
以上までがグリシャ・イェーガーがマーレにいたときの話でした(`・ω・´)
衝撃の事実がたくさんありました!
ここからは壁内に入るまでのグリシャの経緯を見ていきましょう(‘ω’)ノ
「進撃の巨人」を身に宿していた
巨人化しその場にいたマーレ戦力を潰したエレン・クルーガーがグリシャを生かしたのにはある目的がありました。
巨人の力をグリシャに継承させる
クルーガーはマーレ人になりすましたエルディア人であり、裏ではエルディア復権を目指していました。
その目的を果たすためにグリシャに巨人の力を継承させる必要があります。
「進撃の巨人」88話「進撃の巨人」より/諌山創
なぜ継承させる必要があるかというと、巨人継承者には任期があり、クルーガーに残された時間がわずかだったからです。
グリシャはクルーガーから受け継いだ「進撃の巨人」の力を使い、やがてパラディ島の壁まで辿り着くのでした。
レイス家から始祖を奪う
エルディア復権を果たすために「始祖の巨人」の力が必要であると考えたクルーガーは、グリシャに壁内で始祖を奪うように伝えます。
それがのちに845年にレイス家地下礼拝堂で起きた事件へと繋がるんですね(`・ω・´)
「進撃の巨人」63話「鎖」より/諌山創
「進撃の巨人」63話「鎖」より/諌山創
こうして「始祖の巨人」と「進撃の巨人」を手にしたグリシャはエレンへ二つの巨人の力を継承させました。
地下礼拝堂に来たときのグリシャの顔を見ると、辛そうな顔をしていますよね↑
できることなら人間は殺さずに、始祖を持つレイス家に巨人を淘汰してほしかったのだと察せられますよ(>_<)
グリシャの過去が壮絶でしたよね、、、。
というわけでそろそろ終わりたいと思います。
最新話キャッチアップ!!
120話にてグリシャ登場!!
最新の120話「刹那」では座標に辿り着いたエレンとジークが、過去の記憶をめぐりました。
その中でエレン、カルラと暮らすグリシャの姿が現れました!
「進撃の巨人」120話「刹那」より/諌山創
まさかの展開ですよね。
既に死んでいるグリシャですが、120話で始まった記憶の旅や過去回想の形でこの先も登場する可能性が大きいなと感じました!(^^)!
121話にも注目です!!