フリーダ・レイスはロッド・レイスの子どもの一人。
レイス家の長女でした。
フロリアン・レイスとエーベル・レイスはそれぞれ妹、ディルク・レイスとウルクリン・レイスはそれぞれ弟にあたります。
「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創
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フリーダ・レイスとは

「進撃の巨人」63話「鎖」より/諌山創
年齢は生きていた当時で18歳でした。髪の毛は黒色。
コミックス62話「罪」では以下のように説明されていました。
「進撃の巨人」62話「罪」より/諌山創
「特に長女のフリーダは飾らない性格で誰からも好かれ よく農地まで赴いては領民の労をねぎらって回った」
「領民が皆 口を揃えて 彼女はこの領地の自慢だったと語ったほどだった」
かなり感じのいい人物で実際に評判もよかったみたいです。
個人的にも「フリーダ=根っからのいい人」というイメージを持っています(*’▽’)
- 名前:フリーダ・レイス
- 年齢:18歳(845年)
- 性別:女
- 生年月日:2月2日/827年
レイス家の人間
- ロッドとウーリの父親(祖父)
- ロッド・レイス(父)
- ロッドの妻(母)
- ウーリ・レイス(叔父)
- フロリアン・レイス(妹)
- エーベル・レイス(妹)
- ディルク・レイス(弟)
- ウルクリン・レイス(弟)
- ヒストリア・レイス(義理の妹)
フリッツ家の人間
- カール・フリッツ
- ユミル・フリッツ
- マリア・フリッツ
- ローゼ・フリッツ
- シーナ・フリッツ
力の受け渡し関係
Before |
継承中 |
After |
ウーリ・レイス | フリーダ・レイス | グリシャ・イェーガー |
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ウーリから始祖の巨人を継承する

「進撃の巨人」64話「歓迎会」より/諌山創
壁が破壊される3年前の842年、フリーダは叔父にあたるウーリ・レイスから「始祖の巨人」を引き継ぐことになります。
当時のフリ―ダは15歳です。
注射器を持っている方の手がぶるぶる震えているのがわかりますね(涙)。

「進撃の巨人」64話「歓迎会」より/諌山創
ウーリの脊髄液を摂取することで始祖の巨人の力を手にします。
また始祖の力と同時に失われた世界の記憶をも継承しました。
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義理の妹との思い出

「進撃の巨人」54話「反撃の場所」より/諌山創
ヒストリア・レイスはロッド・レイスとアルマの子どもで、フリーダにとっては義理の妹になります。
フリーダの気さくで面倒見のいい性格が功を奏したのか、義理の妹にも優しく接していました。
ヒストリアが本の読み書きを覚えたのは、このときフリーダが彼女に本を読み聞かせてあげていたからです。

「進撃の巨人」54話「反撃の場所」より/諌山創
ただヒストリアと別れるときはいつもあることをしていました。
二人で過ごした思い出の記憶を消すのです。
フリーダが持つ始祖の力を使い記憶を操作していたんですね。
目的はヒストリアと自分(フリーダ)が会っていることを他の人間に知られないためでしょう。
ロッドが二人の接触を知らなかったことを考えると(63話)、他の人には知られたくなかったのだと考えられます。
グリシャに食われる

「進撃の巨人」63話「鎖」より/諌山創
845年の壁が最初に破壊された日の夜、グリシャ・イェーガーがレイス家のもとにやってきます。
襲ってきた巨人たちから民を守るようにグリシャに頼まれました。
しかしフリーダは要求に応えません。
「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創
フリーダ:「罪から逃れてはなりません」
「我々ユミルの民が裁かれる日が来たのです」
「巨大な力に対し人はあまりにも弱い」
「私は巨人大戦の悲劇で悟りました」
「誰かが人の手から巨人の力を守らねばならないと」
フリーダは始祖の巨人の力を継承するとともに壁の初代王カール・フリッツが生み出した「不戦の契り」も受け継いでいます。
「不戦の契り」の影響によって”敵の攻撃に抗ってはならない”という初代王の思想に囚われていました。
グリシャの想いはフリーダには届かず、その結果二人は戦うことになります。

「進撃の巨人」63話「鎖」より/諌山創
「九つの巨人」の中でも最強とされる始祖の巨人でしたが、フリーダはまだその力を使いこなせていなかったそう…。
フリーダが継承したのが842年、グリシャと戦ったのは845年でした。
継承から2年ちょっとが経過したくらいでしょうか。
2年だと難しそうですよね。
しかもグリシャの方は845年時点で巨人の継承から12年以上の月日が経過しています(832年継承)。
13年目に突入していたと思われますが(「ユミルの呪い」は13年間)、かなりのベテランですよね。
まとめ
フリーダは明るい誰からも好かれた少女でしたが、始祖の巨人を継承するために叔父を食べることになりました。
大変な役を担うことになりましたね(涙)(>_<)
王家の運命というやつでしょうか。

「進撃の巨人」66話「願い」より/諌山創
ヒストリアが柵の外に出ようとしたときに怒鳴る場面がありました。
これは明らかにいつもの穏やかなフリーダとは違うように思えます。
ヒストリアが柵から出ようとしたことが始祖の力に触れたのでは?と考えていますがどうなんでしょう。
いずれにしても巨人の力とともに継承された先代の記憶が、フリーダのもう一つの人格のようになっていたのではないでしょうか。
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