僕は…なぜかこう思うんだ
あのおじさんは誰かに――
裁いてほしかったんじゃないかなby ベルトルト・フーバー
どうも!ナガトです。
この記事ではコミックス「進撃の巨人」99話のあらすじを振り返っています。
「ネタバレ嫌だ!」という方はご遠慮くださいm(__)m
特に、ポイントまとめの部分では100話以降の内容に関するネタバレを含んでいることがあります。警戒してください。
内容の振り返りのあとはポイントをまとめていますので、考察したい場合など参考にしてください!
ではいきます(`・ω・´)
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進撃の巨人99話「疾しき影」のあらすじ!
(ここでは軽くあらすじをまとめていきます。詳細には触れません。)
タイトルは「疾しき影」でした。英語版ではGuilty Shadowです。
「…ずっと」「同じ夢を見るんだ」とベルトルト。再びライナー、アニ、ベルトルトの3人がパラディ島に潜入した頃の様子が描かれています。ベルトルトが話しているのは開拓地で出会った首を吊ったおじさんの話。なぜ自殺する前に自分たち3人にあの話をしたのかを考えていたようです。「僕は…なぜかこう思うんだ」「あのおじさんは…」「誰かに――」「裁いてほしかったんじゃないかな」
ここで場面は現在へ移り、ライナーの前にエレンが座っている様子が描かれます。ファルコにライナーと引き合わせてくれたお礼を言うエレン。「…ありえない」とライナーは一言。
自分たちがいる場所を説明するエレンは、この建物の上には多くの住民がいると説明。それを聞き焦るライナー。「このすぐ上でな…」と手をあげて説明するエレンですが、右手の手のひらには傷があり血が出ています。
ファルコはこの場に留まるようエレンに言われ、ライナーもその通りにするよう言います。
場面はヴィリー・タイバーのいる舞台裏に移ります。演説を控えひどく緊張している様子のヴィリー。「あらまぁ」とやってきたのはアズマビト家のキヨミ。「無事にお役目を果たすことを祈っていますよ」とヴィリーに挨拶をしたのち、その場を離れます。
場面は客席へ移ります。「あら…お久しぶりです」「いらしていたのですね レオンハートさん」と微笑んでいるのはカリナ・ブラウン、ライナーの母親です。簡単に話をする二人。ここで「…そういや寝たきりだったフーバーさん 逝っちまったんだって…?」と話すレオンハートさん。息子がマーレにすべてを捧げたことを誇りに思っていた、と説明するカリナ・ブラウン。「きっと娘さんも立派に…」と言ったところで「死んでねぇよ」とレオンハートさん。「アニは生きてる」「帰ってくると約束したんだ」とうつ向きながら言います。
場面は戦士隊と戦士候補生のいる客席に移ります。カルヴィ元帥、海(かい)と陸(りく)のトップ、世界の主要な新聞社も集っていると盛りい上がっています。そうこうしていると一斉にラッパが鳴り出します。いよいよ舞台が始まるようです。そこに一人のマーレ兵が登場。「マガト隊長がお呼びだ」と戦士隊に言います。
再び場面はエレンたちの方に移ります。何にしにマーレにやってきたと問うライナー。「お前と同じだよ」「仕方なかったってやつだ」と答えるエレン。頭を抱えるライナーの両手は震えており、顔には汗をかいているようです。「…俺は」と言いかけたところでワアアアアアアアと盛り上がる客席。「幕が上がったようだ」「聞こうぜ」とエレン。
「昔話をしましょう」ここからヴィリー・タイバーによる演説が始まります。かつてエルディア帝国が巨人の力で他民族を支配していたこと、敵がいなくなった後は同族で争い合っていたことなどが話されます。しかしヘーロスというマーレの英雄によってフリッツ王を島に退かせることに成功したと言います。それでもパラディ島には幾千万もの「超大型巨人」がおり、「暗黒の人類史たるエルディア帝国は未だ健在なのです」とヴィリー。
それを聞いたのち、エレンとライナーは話をつづけます。
マーレ兵に連れられた戦士隊はマーレ兵の命令でポルコとピークの二人と、ジークの二手に分かれます。部屋に入れと言われポルコとピークが入ると床に穴が空き、二人は落ちてしまいます。
演説はまだつづきます。今まで話したことは既に知られていることであり、事実は少し異なる、タイバー家が受け継いで来た記憶をこの場で話す、と言います。「それは約100年前…『巨人大戦』の顛末についてです」とヴィリー。
ヴィリー:「『巨人大戦』を集結させ世界を救ったのはフリッツ王なのです」
145代目の王カール・フリッツ王はタイバー家と画策しマーレ人を英雄にした、。それがヘ―ロスであり、彼がエルディア帝国からマーレを救ったという体にしたと言うのです。同族同士の殺し合い、そして虐げられるマーレに心を痛めたフリッツ王は、自ら辺境の島に退くことで血の歴史に終止符を打ったのでした。今まで伝えられていた事実とは異なる話を聞き、動揺する聴衆。
話はまだつづきます。フリッツ王が作り上げた平和な世界が崩れようとしている、と話は一変します。「世界に再び危機が迫っています」「フリッツ王の平和な世界に抗う者が現れたのです」「平和への反逆者…その名は」「エレン・イェーガー」……
99話のあらすじは以上です。
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ポイントまとめ
99話「疾しき影」のなかでナガトが個人的にポイントだと思った点をまとめました。
参考にしてみてください!
ライナー、エレンと再開

「進撃の巨人」99話「疾しき影」より/諌山創
読者のみなさんはライナーの反応が気になっていたと思います!何と言っても4年ぶりの再開ですし、自分の故郷にやってきたわけですからね(`・ω・´)
ライナーの第一声はこちら↓
「…ありえない」
でした。グレイトです。
ナガト的にはナイス反応でした。期待以上です(笑)。
ライナーには悪いけど、焦るライナーが見たかったんです(/ω\)
エレンを確認するや否や冷や汗をかきはじめるライナー。しまいには両手で頭を抱えだしました。
ヴィリーの演説を聞くのに夢中であまり二人の会話は描かれませんでしたが(エレンの一方的な説明はありました)。
次回に期待しましょう!
ここはネタバレになるので嫌な方は避けてくださいm(__)m
次回100話では二人の会話がつづきます!
今回のタイトル「疾しき影」の「疾しき」は「良心に恥じるところがあって気がひける。後ろ暗い。」という意味ですが、次回を読めばその意味がわかるはずです(`・ω・´)
下の記事は100話のネタバレを含みます。注意してください!
アニ父登場

「進撃の巨人」99話「疾しき影」より/諌山創
アニの父親とライナーの母親が登場しました。
一人は息子が無事に帰ってきて、一人は娘が帰ってきていない状況、、、かなり微妙な感じですよね。
しかもサラッとベルトルトの寝たきりの親が死んだことが明かされました。
「アニは生きてる」と言うレオンハートさん。アニはたしかに水晶の中で生きてい(ると思われ)ます。
個人的にはお父さんの願いが叶って欲しいなと思っています(*’▽’)
ここはネタバレになるので嫌な方は避けてくださいm(__)m
125話にてアニの生い立ちが明かされました!
アニの父親にも触れられている話です。
下の記事は100話のネタバレを含みます。注意してください!
ポルコ&ピーク騙される

マーレ兵に案内されていたポルコとピークは落とし穴にハメられてしまいました。
おそらくスパイですよね。
エレン側の人間でしょう。
巨人化できる二人を狙った犯行だということは明らかです。
そういえばジークだけ別行動していましたが、どうなるんでしょうか…。
ここはネタバレになるので嫌な方は避けてくださいm(__)m
戦士隊を案内したマーレ兵の素顔は105話、106話で明かされています。
下の記事は100話以降のネタバレを含みます。注意してください!
救世主はフリッツ王だった

「進撃の巨人」99話「疾しき影」より/諌山創
99話でもっとも大事な情報が明かされました。
今まで知られていたのは、ヘーロスという人物とタイバー家が協力してフリッツ王を島に退かせることに成功したというお話だったようです!
読者はこの話すら知らなかったというのに、実はこの話には裏がある、と…。
悪魔と言われていたエルディア、そのエルディアの王であるフリッツ王こそが世界を救った人物である、とのことです!!
さらに具体的に言うとカール・フリッツという145代目の王様であり、その人物があの「不戦の契り」をつくり出したとのこと。
これには世界の要人方々もびっくりのようで、ザワザワと動揺しているようでした。
「これじゃ今までパラディ島を悪魔呼ばわりしていた自分たちは何だったのか!?」という感じですね。
しかしエレン・イェーガーが現れたことを訴えることで、パラディ島の脅威は事実である、と説明がありました。
ここはネタバレになるので嫌な方は避けてくださいm(__)m
「大地の悪魔」の正体について考えていたら、カール・フリッツと関係がありそうだったので考えてみました!
下の記事は100話以降のネタバレを含みます。注意してください!
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99話まとめ
99話で起きたことを振り返っておきます!
エレンたち
- エレンを目の前にしたライナーは驚きを隠せない
- 幕が上がるのを待っている住民がいる建物がすぐ上にあることを聞き、余計に焦るライナー
- その場にいるようエレンに言われるファルコ
ヴィリー
- 演説を控えるヴィリー・タイバーのもとに現れたのはアズマビト家
- 無事に役目を果たすことを願う、とキヨミからの言葉をもらう
客席
- 客席にはライナーの母親(カリナ・ブラウン)とアニの父親(レオンハート)の姿が
- 寝たきりだったベルトルトの親が死んだ話、ベルトルトがすべてをマーレに捧げた話、そしてアニの話が出た瞬間「死んでねぇよ」と言うレオンハート
- 音楽が鳴り響きいよいよ幕が上がる
- 戦士隊のもとにやってきた一人のマーレ兵は、マガト隊長が呼んでいると4人を案内
エレンたち
- ライナーが何をしに来たのか尋ねると、「お前と同じだよ」とエレン
- いよいよステージの幕が上がると、二人はヴィリーの演説を聞き出す
演説
- 巨人の力で世界を支配していたエルディア帝国の残酷な歴史、「巨人大戦」後はフリッツ王がパラディ島に引きこもったことを話すヴィリー
- しかしパラディ島には世界を破壊する力を持つ「超大型巨人」が存在する、エルディア帝国の脅威は未だ健在だと説明
- 話をつづけるエレンとライナー
- ポルコとピークはマーレ兵に案内され部屋に連れられるが、そこにあった罠に引っかかり落とし穴に入れられる
- これまでの話は事実とは少し異なる、とヴィリー
- 実は「巨人大戦」を終わらせたのはカール・フリッツであり、世界を救ったのは彼なのだと説明
- 「不戦の契り」によってその後エルディアが世界を支配することはなくなった、と伝える
- しかし近年パラディ島で不穏な動きがあり、カール・フリッツの作り出した平和な世界が崩れようとしている、とヴィリー
- カール・フリッツのの力を奪い、平和と逆行する者が現れた、名はエレン・イェーガー……
99話のネタバレ&あらすじ振り返りは以上です!
次回100話では、いよいよヴィリー・タイバーが宣戦布告をし…。
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