…これか
ウォール・マリア…
大きい…こんなのを…破壊するなんて
僕に…できるのか?by ベルトルト・フーバー
どうも!ナガトです。
この記事ではコミックス「進撃の巨人」96話のあらすじを振り返っています。
「ネタバレ嫌だ!」という方はご遠慮くださいm(__)m
特に、ポイントまとめの部分では97話以降の内容に関するネタバレを含んでいることがあります。警戒してください。
内容の振り返りのあとはポイントをまとめていますので、考察したい場合など参考にしてください!
ではいきます(`・ω・´)
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進撃の巨人96話「希望の扉」のあらすじ!
(ここでは軽くあらすじをまとめていきます。詳細には触れません。)
タイトルは「希望の扉」でした。英語版ではThe Door of Hopeです。
ゼェゼェ…巨人から全速力で逃げるライナーはずいぶん遠くまで逃げてきたようです。「食われた…巨人に…俺をかばって」とマルセルが食われたのは自分のせいだと焦っています。
うずくまっているライナーは突然腹を蹴られます。「…やるじゃん」と汗だくのアニが立っています。ベルトルトもいます。マルセルを食った巨人を押さえれば「顎の巨人」を奪われずに済んだのにあんたたちが逃げるから、とアニ。「顎を探して帰る」「どの道マルセルの指揮が無きゃ『始祖奪還計画』なんて果たせっこない」「既に作戦は…失敗してる」と言い引き返すアニ。アニにつづくベルトルト。
ここで母親の言葉を思い出すライナー。
「お前なら必ず任務を果たせるよ」「きっと父さんも成功を祈ってくれているから」
そこで「待て」とライナーは二人を呼び止めます。「ダメだ…帰れない」「作戦を続行する」と焦りながら言います。たしかに故郷に帰ればあんたは失態で「鎧の巨人」を剥奪されるとアニ。それに対し「俺だけだと言い切れるか?」とライナー。逃げたのはアニやベルトルトも同じだと言います。
下手に巨人の力を使っても食われるし、故郷に失態だけ持って帰っても自分たちに未来はない、何か成果を獲得しなければならない、とライナーは必死に訴えます。
ガッとライナーの顔面を蹴り上げたのはアニ。「アニ!?」とベルトルト。
アニ:「あんたがマガトに弁明しな!!」
「『すべて自分の責任です』って言え!!」
アニの怒りが爆発します。
アニ:「お前さっき死ぬはずだったんだろ!?」
「悪いと思ってんなら死ねよ!!」
「罪を被って死ね!!」
目に涙を浮かべるベルトルト。
蹴り終わるとアニは引き返そうとします。顔面血だらけのライナーですが、今度はアニの背後から攻撃、両腕で首を絞めます。
ライナー:「…ライナーは死んだ…」
アニ:「ウッ…」
ライナー:「マルセルが必要なら…」
「俺がマルセルに…」「…なるから…」
「…もう」「やめてくれ…」と涙のベルトルト。
そして3人は作戦続行を決定。アニの「女型の巨人」で壁を目指します。無垢の巨人を呼び寄せ、壁まで走るアニでしたが体力が限界に…壁が見えたところで「鎧」と交代し壁まで辿りつきます。ベルトルトの「超大型巨人」の蹴りで、とうとうウォール・マリア外門を破壊することに成功しました。
アニを抱える「鎧」に無垢の巨人が襲い掛かりますが振り払います。人間の姿に戻ったベルトルトのもとにも巨人が1体接近しますが、その巨人はなぜかベルトルトを無視して壁内に入っていきました。
「鎧」はアニとベルトルトを壁の上まで運び、つづいて内門に向かいます。そんなライナーは自分の過去を振り返ります。
ライナー:「俺は戦死になりたかった…」
「母の願いを叶え 父と3人で幸せに暮らせると思ったから」
「でも…そんなことを望む父はどこにもいなかった」
「母は叶わないとわかっている夢を…見続けていた」
内門目掛けて走る「鎧の巨人」。
ライナー:「俺は選ばれるはずのない戦士で」
「今日死ぬはずだった…」「何で謝った…」
「何で俺なんかを助けた…」
「嫌だ――」
「まだ終わりたくない…」
マルセルに謝られたことを思い出すライナー。
ここで場面は変わり、ウォール・ローゼ内の避難所で休んでいるライナー、アニ、ベルトルトが映ります。「俺…本当の戦士になるから」と二人を抱き寄せるライナー。彼らの数メートル先にはエレン、ミカサ、アルミンの姿が。
ここで場面は変わります。「俺の村は…ウォール・マリア南東の山奥にあった…」そう話すのは3人が出会った中年の男。彼は自分が子どもを家に残したまま逃げたことに罪悪感を感じているようです。その後自殺してしまいました。壁内侵入から既に2年が経っていましたが、依然として「始祖の巨人」の居場所を掴めない3人。ライナーは兵士になって中央憲兵に接近しようと提案します。反対気味のアニですが
ライナー:「壁を破壊して2年経つが…壁の王は動かなかった」「タイバー家の情報が正しかったのなら壁の王は『不戦の契り』とやらに縛られている」
とライナーはつづけます。「…だったら ちんたらしてないでさっさとけりを付ければいい!」とアニ。しかしそうすれば「始祖」の叫びの力で世界は滅びるかもしれないと反論するライナー。
・
・
・
「問おう!!」「貴様らは何しにここに来た!?」
「人類を救うためです」
こうしてライナーたちは訓練兵団に入団したのでした……
96話のあらすじは以上です。
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ポイントまとめ
96話「希望の扉」のなかでナガトが個人的にポイントだと思った点をまとめました。
参考にしてみてください!
後がないライナー

「進撃の巨人」96話「希望の扉」より/諌山創
刺激の強い話しでしたね…疲れました(ふぅ(-_-))。
マルセルに助けられたライナーが「俺のせいで…」と頭を抱えるシーンは心情がリアルに表現されていてで印象的でした!
「このまま故郷に帰ったら母親に見せる顔がない、それどころか「鎧」は剥奪される…(ザワザワ)」みたいなライナーの心情がよく伝わってきましたよ!
血だらけになっても任務を続行させようとするところから、ライナーが相当追い込まれてることがわかりますよね。
顔面血だらけのライナーのルックスがライナーの異常性というか、ひっぱく感を演出していてすごく好きでした(*’▽’)
でもライナー辛すぎです…。
ベルトルトに近づいた巨人!

「進撃の巨人」96話「希望の扉」より/諌山創
ここでもカルライーターが登場しました!
でも考えてみればそうですよね。壁の破壊後すぐにエレンの家に向かって行ってましたからね。
近くにいたベルトルトを襲わなかったわけですが、おそらくグリシャの気配を感じる方に吸い寄せられたのかな、と思います!
生前にダイナが「どんな姿になっても…あなたを探し出すから」と言っていたようにグリシャを探していたのかもしれません。
巨人は人間を匂いで察知するので、もしかしたらグリシャの匂いみたいなものを察知してイェーガー家に近づいて行ったのかも!と思っています。
自殺したおじさん

「進撃の巨人」96話「希望の扉」より/諌山創
ウォール・マリア陥落以前はマリア南東の山奥の村に住んでいたと話すおじさん。
このおじさんの話をそっくりそのまま使っていたのがベルトルトでした(`・ω・´)

「進撃の巨人」16話「必要」より/諌山創
なるほど回収されたのか!となりました。それにしても16話で出た話が96話でもう一度出てくるとは…さすが諌山先生です(*’▽’)
当時は伏線だとは思いもせず普通に読んでいた方が多いはずです(僕もそう)。
なので今回96話で出てきたことには驚きでした!
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96話まとめ
96話で起きたことを振り返っておきます!
- マルセルが食われ逃げ惑うライナーは一人走る
- あとからライナーを追っかけてくるベルトルトとアニ
- マルセルがいなくなれば作戦の指揮は取れない、既に作戦は失敗しているから「顎」を探して故郷に帰ろうと言うアニ
- 任務成功を願う母親の姿を思い出したライナーは2人を止める
- このまま帰れば自分だけじゃなくベルトルトとアニも責任を問われる、とライナー
- 「罪を被って死ね!!」とライナーの顔面が血だらけになるまで蹴るアニ
- アニが帰ろうとすると背後から血だらけのライナーがアニの首を絞める
- マルセルが必要なら自分がマルセルになるから作戦を成功させて故郷に帰ろう、と言うライナー
- 結局作戦は続行、アニの「女型」で無垢の巨人を呼び寄せ、壁を目指す3人
- 体力が限界になったアニとライナーが交代、壁にたどり着くとベルトルトの「超大型巨人」でウォール・マリア破壊に成功
- 人間の姿に戻ったベルトルトのもとに巨人が接近、しかしその巨人はなぜかベルトルトを無視して壁内へ侵入
- つづいたライナーの「鎧」で内門を破壊
2年後
- 壁の破壊から2年間、3人は「始祖の巨人」の情報を探っていたが、未だ有力な情報はない
- 2年間、3人は農作業のようなことをして複数人で生活していた模様
- ある日、一人のおじさんから壁が破壊された日の状況を聞く
- 子ども3人を残して自分は逃げたと言うおじさんだったが、3人にそれを話したあと彼は首を吊って自殺
- ある日の3人の会話で「さっさとけりを付ければいい!」とアニ
- しかし、ローゼとシーナを破壊して「始祖の巨人」を炙り出せたとして、「始祖」の力を使われたらすべて終わりだとライナー
- 中央憲兵に接近しようとライナーは提案する
- そしてライナー、アニ、ベルトルトは訓練兵団に入団することに……
96話のネタバレ&あらすじ振り返りは以上です!
次回97話では95話からつづくライナーの回想がついにクライマックス…。
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