どうも。ナガトです。
新年一発目の別冊少年マガジン2月号にて進撃の巨人136話が掲載されました。
公式に最終話・最終巻が発表された進撃の巨人。終わりに向けて確実に進んでいます。
今回の136話を除くと残り3話で完結となります。
心して読んでいきましょう(`・ω・´)
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進撃の巨人136話のネタバレ!
意識を失ったオニャンコポンを介抱するレオンハートさんたちエルディア人。
今彼らが見ている先にあるのは、鳥。

「進撃の巨人」136話「心臓を捧げよ」より/諌山創
「…鳥だ…」
「人を乗せている…」
ひとまず歴代の九つ巨人の襲撃から抜け出した彼らは、ファルコ巨人の背中の上で話し合っています。
ライナー:「なぜ お前までここに来たんだ!?ガビ!?」
ファルコは巨人化できる、しかしなぜガビまでこんな危険なところに来たのか。
ガビ:「ライナーが私達を置き去りにしたからでしょ!!私だって戦えるのに!!」
たしかにライナーはガビたちを置き去りにしました。しかし安全を考えてのこと。。。
「アニ!!」とライナーはガビたちを頼んだはずのアニに聞きます。
アニ:「アズマビトの船は沈んだ」
ミカサが驚きの表情です。
アニ:「ファルコの巨人化に耐えられなくてね…」
「空を飛べる確証も無いのに キヨミはすべてを承知して私達に行かせた」
ガビ:「だから私達は地鳴らしを止めて!」
「思いに応えなきゃいけないの!!」
ライナー:「…ガビ」
ファルコ巨人に話しかけるライナー。
ライナー:「ファルコ」
「俺との約束を覚えているか?」
ファルコ:(もちろんですよ…ブラウンさん)
巨人化中のファルコは返答できませんが、ライナーの声をしっかり受け止めています。
アニ:「…それで」
「アルミン…いや ピークは?どういう状況?」
ミカサ:「アルミンは巨人に囚われて命が危ない」
「アルミンを捕らえた巨人は尾骨の方にいるはず」
力を貸してほしいと言うミカサに「もちろん」と協力するアニ。
ガビがピークの行方を聞き、頭骨の方にいると答えるライナー。
首を爆破しようとしたが戦鎚の巨人に阻まれていると伝えます。
ライナー:「うなじに爆弾を巻き付けてあるが 起爆装置は押せなかった」
ここで口を開く兵長。
リヴァイ:「両方…だ」
「両方…やるぞ」
アルミン救出とエレン巨人の首爆破、二班に分かれて両方やると言います。
しかしミカサはまだエレンを殺すことを躊躇っています。
エレンを気に掛ける余裕はなかったという兵長ですが、「…でも」とミカサ。
ファルコが来なければ全員死んでいたし、九つの巨人の群れに手加減して何かできるわけでもない、とコニー。
ジャン:「…ミカサ」
「エレンを…」
「……殺そう」
悔しそうなジャンの表情。
何も言えないミカサ。
彼らを乗せたファルコ巨人は再び進撃の巨人へと近づいて行きます。
ムンズ
エレンのことで頭がいっぱいのミカサ、、、アニがミカサの服を掴んで言います。
アニ:「ミカサ!あんたはアルミンを救うことだけを考えな!!」
涙目のミカサ。
アニ:「それ以外は 考えなくていいから…」
ミカサ:「…うん」
ここでガビがエレンを撃った時のことを話し始めます。
ガビ:「エレンの首をはねた時…」
アニ:「…え?」
ガビ:「ジークさんと接触する直前に 対巨人ライフルでエレンの首を飛ばしたの」
「そしたら…」
「エレンの背骨あたりから 光るムカデみたいなのが飛び出して」
「エレンの首と繋がった…」
アニ:「…何それ 気持ち悪い」
と素直な感想を言うアニ。。。
ガビ:「それが始祖の巨人…」
「イヤ…巨人の力の正体だとしたら…」
皆がガビの話に耳を貸します。
ガビ:「首を落とせば」
「また出てくるかも…」
ファルコ巨人が要塞にいるマーレ兵たちの上を通り過ぎます。
彼らを援護すべく大砲を準備するマーレ兵。
ザッザッ
するとそこに来たのはレオンハートさんたちエルディア人。。。
マーレ兵:「避難民か!?」
マーレ兵:「待て!!」
「左腕に色褪せた腕章の痕…」
「エルディア人だな…?」
カチャカチャ
マーレ兵はレオンハートさんを先頭にする彼らにライフルを構えます。
それに反応してエルディア人たちもライフルを構えます。。。
「オイ!!」と仲間を止めようとするレオンハートさん。
彼は両手を上げて戦うつもりがないことを伝えます。
レオンハート:「待ってくれ!!」
「負傷者の手当を頼みに来ただけなんだ」
マーレ兵:「…こっちはそれどころじゃない!!」
「本当の目的は何だ!?」
エルディア人:「レオンハートさん…だから言っただろ」
「マーレ兵に期待するなんて…」
一触即発の現場です。。。
マーレ兵:「銃を下ろせと言ってるだろ!!」
レオンハート:「な!?運転手!?」
そこにはレオンハートさんがスラトア要塞まで列車を運転させていたマーレ兵もいました。
ザッ
「ミュラー長官!!」
そこにやって来たのは、要塞で進撃の巨人相手に飛行船部隊の指揮を取っていた男でした。
彼は銃を持っていますが、顔は困っているようです。
ドンドンドンドン
銃声は上空にいるジャンたちにも聞こえてきました。
「え!?」
「何だ!?」
ジャン:「こんな時まで殺し合いかよ」
ライナー:「ファルコ!!飛来物に注意しろ!!来るぞ!!」
歴代の九つの巨人たちが弓を構えています。
ライナー:「今だ!!」「速度を上げろ!!」
「掴まれ!!」
弓矢が放たれましたが、速度を上げたことで避けることに成功。
さらに進撃の巨人に近づいて行きます。
ジャン:「行くぞ!!」
ライナー:「アルミンを頼んだ!!」
ガビ:「後でファルコと援護に行くからね!!」
巨人化したライナーとジャンは巨人の背中へと降りていきました。
ライナーが周りの巨人を引きつけ、その隙にジャンが頭部の起爆装置を押す作戦です。
立体機動で頭部に近づいていくジャンですが、、、そこにも巨人たちが。
ジャン:「クッ…」
「そりゃあ…普通…」
「僕を増やすよな」
車力の巨人をぶっ刺した戦鎚の巨人はあれから動いていないようですが、ジャンの接近に気付いて動き始めます。
するとそのタイミングでピークが車力から出てきました。
戦鎚の方に向け走っていくピーク。。。
ピーク:「ヒェエエ」
「私も立体機動」
「できたらな…」
ビッ
ピークは再び巨人化、戦鎚の背後を取りうなじを噛み切ります。
起爆装置に近寄れないジャンを巨人たちが襲いますが、ピークがジャンを守ります。
ジャン:「ッ!!」「ダメだピーク!!」「逃げろ!!」
車力の首を噛む巨人。
ですが既に車力は殻。
ピークは脱出していましたが、ジャンは気付いていないようです。
ジャン:「…オイ!?」
ぐちゃぐちゃにされる車力を眺めるジャン。。。
ピーク:「ジャン…私が戦闘に向かない雑用係の巨人だと思ったら」
「間違いだよ」
カッ
ピークは再び巨人化。
さらに周りの巨人を倒していきます。
そして攻撃を受ける前に脱出。
ピーク:「車力の持続力なら」
「私がやられない限り」
「勝つまで戦える」
再び巨人化します。
車力:「何百回でも」
「だから ジャン!!」
「私のことは心配しないでいいから 私に構わず起爆を――」
と言いかけた時には既にジャンは起爆装置の方へ向かっていました。
「あ」とピーク。
しかし、さらにその先にも複数の巨人が立ちはだかります。
ピーク:「…まぁ」
「百回勝っても」
「敵が百万ならどうしようもないね…」
――その頃ファルコ巨人の上では
アニ:「ベルトルトまで傀儡に…許せない…」
ミカサ:「…いた!!」
ミカサはエレン巨人の背中にいる巨人の群れの中から、何かを探しているようです。
ミカサ:「あの…!」
「豚か…何か…の巨人が!!」
アニ:「どれ!?」
ミカサ:「あの!あそこの…あれ!」
アニ:「どこ!?」
「九つの巨人で言うと何なの!?」
ミカサ:「車力か…獣か…顎かもしれない」
アニ:「わからない!!」
なかなかかみ合わない二人。。。
アニ:「ミカサ!!あんた真面目にやって!!」
ミカサ:「やってる!!」
コニー:「あ!!今一体だけ逃げたヤツだ!!」
コニーが指さす先には、、、
アニ:「あれ!?あれはオカピでしょ!!」
ミカサ:「オカピは知らない!!」
「行ってファルコ!!」とオカピ巨人の元へ向かうよう指示を出すアニ。
コニー、ミカサ、アニの三人がエレン巨人の背中へ飛び降ります。
残されたのは兵長とガビ。
兵長はまだジークを探しているようです。
リヴァイ:(…ジークはどこだ…どこにいる)
(…見つけてもこのザマじゃ…)
(足手まといか…)
脚から血が出ています。
リヴァイ:(ヤツの命令をしくじったことは無かった…一度も…)
(なのに……ヤツの最後の命令だけがなぜ…)
ウォール・マリア奪還作戦の時を思い出す兵長。
リヴァイ:(…俺達の役目は)
(あそこで終わりだったのかもしれない…)
(ガキ共を海に届ける)
(そこまでの役目だったとしたら…)
(なぁ…)
死んでいった仲間たちが脳裏に浮かびます。
リヴァイ:(お前達が捧げた心臓(いのち)は)
(他の心臓を踏み潰すためにあったのか?)
(違う……俺達が夢見た巨人のいない世界は)
(呆れるほどおめでたい 理想の世界だったはずだ)
(そうでなければ あいつらの命と見合わない)
ググ
兵長は負傷していない左手でブレードを握ります。
リヴァイ:(…エルヴィン)
(俺は――)
(お前を選ばなかったことに…悔いは無い)
(お前らと同じ目をした あいつに未来を託したことに…)
――その頃
アニは巨人化し、ミカサとコニーが襲い掛かる巨人と戦っています。
アルミンを飲み込んでいるらしい巨人は、彼らから逃げていきます。
アニ:(…しまった…頭骨の方へ逃げられる)
ミカサ:「アニ!」
ミカサが女型の右手にアンカーを射出、ミカサの体を逃げる巨人目掛けて投げつけます。
ブンッ
ミカサ:「ッーー」
一気に距離を詰めるミカサ。
ミカサ:「止まれオカピ!!」
斬りかかろうとしますが、やはり他の巨人たちがあの巨人を守ろうと覆いかぶさります。
ミカサ:「邪魔しないで!!」
そこに歴代の鎧の巨人が登場。
ミカサは刃を折ってしまいます。
しかしアニのハイキックで鎧を撃破。
コニー:「一人になったらダメだ!!」
「すぐに殺られちまうぞ!!」
アニ:(ブタが…)
(…まずい)
(超大型巨人の方に…)
超大型巨人の方に逃げて行ってしまいます。。。
――その頃アルミンは
「どうして…どうして僕の体は…動かないんだ…」と言っているのはアルミンです。
幽体離脱しているのか、倒れている自分を起こそうとしているもう一人の自分がいます。
アルミン:「たのむから…動いてくれ」
「みんなが…死んでしまう…」
「ライナー ピーク ジャン コニー ミカサ」
「…アニ」
「みんなが…死んじゃうんだよ!!」
「起きろよクズ!!」
「ゲス野郎!!役立たず!!」
「僕はお前が嫌いだ!!」
「ずぅうっとお前は!!」
「僕を裏切り続けてきた!!」
「もらった命も!!期待も!!責任も!!」
「何一つ!!」
「何にも返せなかったじゃないか!!」
「なのに!!」
「なんで死んでんだよ!?」
「動け!!動けよ!!」
それでも起きない自分。。。
アルミンは左手に何かを感じます。
見ると、、、
「……砂」
本当に死んでいるなら脳に酸素が無い状態で考えることはできない、これは現実だとアルミンは考え直します。
アルミン:「ここは『道』」
「ここは現実だ!!」
顔を上げると、空には光が走っています。
倒れるもう一人の自分の姿もあります。
アルミン:「…僕は巨人の口の中にいるはずなのに なぜかみんなの状況がわかる…」
「エルディア人が 皆『道』を通じて 繋がっているから?」
「…それなら」
「何か…ここで できるかもしれない」
「そうだ 考えろ」
「考えろ!!」
後ろを振り向くと、そこにいたのはジーク。。。
砂をいじっているようです。
彼に近づき、しゃがむアルミン。
「…こんにちは ジークさん」と挨拶をします。
ジーク:「こんにちは エレンの友達」
「君もユミルに食われたか…」
「あきらめない」
それが最後の希望
3月号につづく
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進撃の巨人136話の感想!
136話を観てきましたが、どうでしたか?
ここからは個人的な感想です。
アルミン「道」召喚

「進撃の巨人」136話「心臓を捧げよ」より/諌山創
まだ座標空間でのやり取りはあるんだろうなぁ、とどこかで思っていましたが、来ました。
133話では他の仲間も含めてでしたが、今回はアルミンだけで召喚です。
道には始祖ユミルと子供エレンがいたので、何かできるとすれば、二人にアプローチして現在の地獄のような状況を一変させたいところですよね。
ただアルミンが帰還しただけでは、このまま地鳴らしが進行するだけですからね。。。
ジークが大事な情報を持っていそうなので、それを聞き出すことができれば、進展がありそう、、?
タイトル「心臓を捧げよ」について

「進撃の巨人」136話「心臓を捧げよ」より/諌山創
今回のタイトルは完全にリヴァイ兵長のシーンに掛かっていましたね。
「お前達が捧げた心臓(いのち)は他の心臓を踏み潰すためにあったのか?」
現在は地鳴らしによって他の心臓が踏み潰されているわけですよね。
少なくとも地鳴らしで他の人間を殺すために彼ら(エルヴィンやハンジ、ミケ、ナナバ、リヴァイ班など)は死んだわけではない、と兵長は考えていました。
では何のために心臓を捧げたのか?
兵長曰く「おめでたい理想の世界」のためです。
しかし、既にその世界は遠くなっています。
せめて巨人はいなくなればいいな、と思っています。
4月発売の完結話でどんな世界が描かれるんでしょうか。
捧げた心臓がどのような結果になるのか気になります(`・ω・´)
「光るムカデ」とは

「進撃の巨人」136話「心臓を捧げよ」より/諌山創
122話を思い出しますね!
始祖ユミルが巨大樹の根っこで出会ったハルキゲニアのような生物。
あの謎の生命体らしきものが、ガビの言う「光るムカデ」のことだと思います。
「巨人の力の正体」という表現からも、始祖ユミルに寄生したハルキゲニアだとわかります。
もう少し深掘りされると嬉しいのですが、果たしてアレは何だったのか?
物語の核である「巨人」の正体がすぐ目の前です(`・ω・´)
アズマビト船沈没

「進撃の巨人」136話「心臓を捧げよ」より/諌山創
本当に沈没してしまうとは。。。
ファルコの巨人化の衝撃で。。。
アズマビトの人間とキヨミ様、そしてイェレナが乗船していましたが、皆無事のようです。
キヨミ様の故郷「東洋」も地鳴らしで消え去ってしまったのでしょうか?
ヒィズル国の様子もじっくり見てみたかったですが、残り3話です。
イェレナは野望が打ち砕かれたので、気が抜けてしまったように見えます。
ただ、ここまで来たら最後まで見届けたいです。
ジーク存命

「進撃の巨人」136話「心臓を捧げよ」より/諌山創
砂いじりしているジークを見ているとなんだか落ち着きます(笑)。
なんだろう、このシュールな感じは。
まぁ「道」にいるのでシュールなのは当然と言えば当然かもですが(笑)。
とりあえずジークが生きていることは確定しました。
ただ、あの獣の巨人、、、ジークが始祖ユミルに完全に使役されている、ということでしょうか。
「君もユミルに食われたか…」という台詞からして、ジークも食べられたようです。
いつでしょうか?
エレンとジークが接触したあの一瞬かもしれません。
アルミンが生還するなら、もしかしたらジークも生還するのかも?と思いましたが、どうなりますかね(-_-)
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まとめ
以上で記事は終わりになります。
この地獄のような状況が残り3話で収束するとすれば、「道」で動きを起こす他ないでしょう。
アルミンとジークには仲良くなってほしいですね(´▽`)
一番印象に残ったコマは、アルミンが振り返るとジークが砂をいじっていた所です。
おわり。
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いやー進撃の巨人最終回に近づいて来ましたね、コミックでは見ていないけどマンガでは見ています。ワクワクドキドキ感がさらに増しています。ぜひですけれども、140話まで、ナガトさん投稿してください!