どうも!ナガトです。
10月9日、別冊少年マガジンにて進撃の巨人133話が公開されました。
前回132話「自由の翼」ではオディハでのハンジ一行の状況が描かれました。
エレンのもとへ向かうべく、急いで飛行艇で飛び立つ準備を始めるアルミンたち。
しかしそこにフロックが登場、燃料タンクを破壊されてしまいました。
なんとか修理し準備を進める彼らでしたが、そこに地鳴らしの足音が、、、。
飛行艇を無事飛ばすため、ハンジは大型巨人たちの相手をしますが、踏みつぶされ死亡。
リヴァイ兵長、アルミン、ジャン、ミカサ、コニー、ピーク、ライナー、オニャンコポンを乗せた飛行艇はぎりぎりのところで離陸できたのでした。
今回はどんな話になったのでしょうか?
見ていきます(`・ω・´)
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進撃の巨人133話「罪人達」のネタバレ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アルミンたちを乗せ飛ぶ飛行艇。。。
飛行艇を操縦しているオニャンコポン、オニャンコポンの傍で話しているアルミン、立っているライナー、他のみんなは座席に静かに座っています。
漂う暗い雰囲気。。。
アルミン:「燃料が…」
オニャンコポン:「あぁ…半分しか入れることができなかった…」
アルミン:「スラトア要塞まで保つかな…」
オニャンコポン:「絶対に辿り着いてみせる」
ハンジが繋いだ命を絶対に無駄にはできない、必ず着いてみせると力の入るオニャンコポン。
その代わり地鳴らしは絶対に止めてくれと、アルミンに告げます。

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
操縦席からみんなの方に戻るアルミンは「…じゃあ 作戦を話し合おう」と声をかけます。
まずアルミンはピークと兵長に現在のエレンの姿について聞きます。
非常に大きな体のどこにエレンがいるかわからない、だがしかしアルミンがレベリオの軍港を吹き飛ばした時のようにやれば、あるいはエレンを止めることができるかもしれない、とピークは言います。
たしかに「超大型巨人」の力を使うのがもっとも有効なやり方だ、だがそれは最終手段だと言うアルミン。
エレンとの対話ができないと判断されたときの最終手段だと。
ここで兵長がジークを殺せば地鳴らしは止まるんじゃないか、と言います。
でもジークの居場所もわからない、とピーク。
兵長は探すしかないと言います。
リヴァイ:
「ジークは
俺が
仕留める
力を…貸してくれ」
もちろんです、飛行艇を飛ばすために仲間を殺してきた、それを無駄にするわけにはいかない、とジャンが反応します。
ジャン:「すべては…『地鳴らし』を止めるため」
「オレは何だってやります」
コニーは、サムエルとダズを撃ち殺したことを告白します。
コニー:「裏切り者って言われながら…世界を救うためだって言い聞かせて…」
目の前のライナーに目を向けるコニー。
コニー:「なぁ…ライナー お前も…ベルトルトも…アニも…辛かったよな…」
たとえ世界を救ったって罪は消えない、だからせめて使命を果たそうとライナーはコニーに言いました。
「そうだ 俺達は同じだ…ライナー」とジャンもライナーに声をかけます。
結局ライナーたちを責める資格なんてなかったと言うジャン。
ライナー:「レベリオ襲撃の夜に…エレンに同じことを言われた」
エレンの考えてることが少しわかる気がするとライナーは言います。
「エレンは…俺達に止めてほしいんじゃないのか?」
「どういうこと?」ミカサが尋ねます。
アルミン:「エレンは…すべての巨人とエルディア人に影響を与えることができる
なのに僕らは変わりなく巨人の力を使えるままだ」
エレンが意図的に自分たちを放任してるということ?と確認するピークに対し、「そう…自由にやらせてる」と答えるアルミン。
ミカサ:「どうして…?『地鳴らし』を止められるかもしれないのに?」
エレンだって辛いはずなんだ、とライナー。
「俺だったら…もう…始祖の力を誰かに任せてしまいたい
それができなければ…終わりにしてほしい…誰かに…」
とライナーは自分に置き換えて話します。
―――
―――

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
またあの感覚が。。。
ジャン:「またかよ…」
コニー:「…これは」
リヴァイ:「何だ…聞いてやがったのか?」
アルミン:「エレン!!聞いてくれ!!」
「もう十分だ!!
きっと…!!これから何百年先 誰もパラディ島に手を出せない!!
それほどの恐怖と破壊の限りが尽くされた!!」
これ以上 地鳴らしを継続する必要はない、エレンを追い詰めたのが自分たちだ、と必死に想いを伝えるアルミン。。。
ジャンも後は俺たちでやるから虐殺なんかしなくていいと伝えます。
コニーも。。。
コニー:「エレン!!サシャのことでお前を憎んだけど…本当はお前だって悲しかったんだよな!?」
「なのに…ちっともお前の立場になろうともしなかった!!」
ミカサは帰ってきてと伝えます。
リヴァイ:「だとよエレン…
今ならケツに蹴り入れるだけで勘弁してやる…」
「オイ…何とか言ったらどうなんだ?」
―――
地鳴らしは止まらない
パラディ島の未来を運に任せて放棄することもない
オレは進み続ける
エレンからの返答がありました。
アルミン:「な……!?」
「オイ」と兵長が指刺す方向には子供姿のエレンが立っていました。
ミカサ、アルミン、コニー、ジャンが走っていきます。
ジャン:「はッ…!?子供…!?じゃねぇか!?」
ミカサ、ジャン、アルミンが必死でエレンに声をかけます。。。
―――
オレは自由を手に入れるため
世界から自由を奪う
だが
お前らからは何も奪わない
お前達は自由だ
お前らも俺もどっちも自由、互いに衝突は避けられないと語り掛けるエレン。
じゃあなぜここにみんなを呼び出したの?とアルミンが問います。
話し合いは必要ないと
話すため
俺を止めたないならやってみろとエレンは言い、アルミンたちは座標空間から戻るのでした。。。
「交渉の望みは潰えたらしい…どうする?団長」と兵長。
キヨミ様一行は――
アニとキヨミ様が甲板で海を眺めながら話をしています。
キヨミ:「これから数日をかけてヒィズル国に…ミカサ様一行が『地鳴らし』を喰い止めると信じています
ですが…すでに国としては立ち行かない状況にあるでしょう」
食べ物のことを心配するアニ。。。
キヨミ:「ジークとエレンを結びつけたのは私です…」
地鳴らしが起きた原因も自分にある、この罪を贖うことはできない、と告白するキヨミ様。
なぜ損得のない他者を尊ぶ気持ちに、失う前まで気付けないのか
それを聞いたアニの脳裏には、父との別れ際の記憶、戦士候補生のみんなと過ごした記憶、104期生と過ごした記憶が順番に蘇ります。
そしてアルミンと別れた先ほどのこと。。。
アニ:「…でももう…遅い」
そんなアニにガビとファルコが話しかけてきました。
夢を見たと言うファルコ。
ジークの記憶を見たと言っています。
女型の巨人は他の九つの巨人の一部を取り入れることでその能力を発現させることがある、という話が出ます。
ファルコたちがそれをアニに確認すると、たしかにそうらしいことがわかりました。
ファルコ:「やっぱりだ!!」
ガビ:「何とかなるかも!!」
ファルコは事情を説明します。
ファルコ:「僕はジークさんの脊髄液で巨人になりました」
「だから『獣の巨人』の特徴が発現してるみたいなんです」
アニ:「…そう」
ファルコ:「一番よく見る記憶は…雲の上を飛んでいた記憶です…そして…」
「それが僕にもできる…そんな感じがするんです…」
過去の獣の巨人に空を飛べる者がいた、ファルコはその記憶を見たのだと言います。
ファルコ:「だから…オレ達」
「行ってきます」
しかしアニは猛反対。
船上で巨人化したら船が沈む可能性がある、しかも暴走したファルコにできる可能性は低い、と止めます。
しかし後悔が増えるくらいなら、、、とキヨミ様はアニを沈めます。
スラトア要塞にて――
マーレ兵が列車を運転しています。
「本当に…飛行船を奪って逃げられると思ってるのか?お前らエルディア人が…」
そのマーレ兵の後ろに銃を構えて座っているのは、
レオンハート:「口に気を付けろよマーレ人」
「お前がまだ踏み潰されていないのは誰のおかげだ?」
どうやらレオンハートさんはマーレ兵を銃で脅しながら列車を操縦させ、飛行船があるとされるスラトア要塞まで向かっているようです。
車内にはたくさんのエルディア人が乗っいます。
窓から外を見ている者が何かに気づきます。
オオオオオオオオオオオオオオオ
要塞から空に飛び立つ何機かの飛行船が見えています。
乗って逃げる予定だった飛行船が使われています。
「急げ…!!」とレオンハートさんは促します。
車内の一人が
「オイ…何だ…?あの煙……」
オオオオオオオオオオオ
列車の進行方向左からもの凄い煙が。

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
「『地鳴らし』だ…」
「ついに…追いつかれた…」
飛行船を見ていると、巨人たちのほうに飛んでいくのが確認できます。
「あの飛行船!!巨人共に向かっていくぞ!!」と操縦するマーレ兵。
オオオオオオオオオオオオオオオ
レオンハート:「どういうことだ!?」
マーレ兵:「助かるかもしれねぇ…」
「爆撃だよ!!」
終わりに向けた総力戦が始まる。
「進撃の巨人」133話「罪人達」完――
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進撃の巨人133話の感想!
エレンの脳内放送きたぁああああ!
ということで133話を見てきました。
さっそく感想ですそうぞ!
超大型巨人は最終手段、まずはジーク狩り

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
普通に考えればエレンはあの超バカでか巨人のうなじ部分にいるけど、戦鎚の力で他の場所にいるかも。
だからアルミンの超大型で吹き飛ばそう作戦。
しかしこれはエレンとの対話がだめだったときの作戦(途中でエレンと対話は無理っぽいことが判明したけど、、、)
兵長がジークを殺せば地鳴らしも止まるのでは?と言ったのは、兵長としては当然のことで、それは兵長が個人的にジークを仕留めたいからですよね(もちろんジークが始祖の力の鍵になってるのもそうだけど)。
それはもちろんエルヴィンとの約束があるから。
ここに来てもまだリヴァイとジークの因縁は消えません!
エレンも誰かに止めて欲しいんじゃ、、、
ライナーの言葉にはめちゃくちゃ重みがありましたね。。。
104期生の仲間たち、そして自分たちを騙して紛れ込んで暮らした3年間。
思い出せばベルトルトも「誰か僕らを見つけてくれ」と言っていました。
誰かにわかってほしかった、止めて欲しかったんだなぁと思えますよね。

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
しかしこの返答。。。
何も言えない。。。
エレンはアルミンたちの言葉には乗らず、あくまでも自分は進み続ける、自由を手に入れるまで、と態度を変えませんでした。
ライナーの予想はハズれた?と思いきや、
「どうやら…俺の予想は当たったようだ…」
と言っていたのは気になりましたね。なんだろう。
レベリオ襲撃の夜のシーンを読み返すとわかるかもしれません。。。
ファルコの空飛ぶ巨人

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
いや、これは驚いたぁ。
本当に空を飛ぶ巨人がいたなんて、、、
空を飛ぶ巨人はいなかったか、と尋ねるカルヴィ元帥が懐かしい(笑)。
巨人の一部を取り入れることでその巨人の能力が発現することがある、というのは今回初出の設定だったと思います。
「女型」の叫びの力にも納得です(`・ω・´)
果たしてこの後ファルコは巨人化し船を離れる展開になるんでしょうか。
まだ一回しか巨人化したことないのに、そんな能力なんていきなり使えるのか。。。
ただ、ファルコの役割を考えれば、彼が直接エレンに働きかける展開はめちゃくちゃ見てみたい!!
生きてたアニ父

「進撃の巨人」133話「罪人達」/諌山創
まさか、というよりはやっぱり生きていたアニのお父さん!
再登場あると信じていました。
マーレ兵を脅してスラトア要塞に行くとは、すごい行動力だ。
まぁマーレ兵も助かりたいですからね。飛行船のある場所に向かうのは当然です。
ただ、あの間に何があったんだろう?
エレンの声で地鳴らしが始まったことを知り、慌てたエルディア人たちがマーレ兵に訴える場面。
なんとかマーレ兵に情報は伝わったんですかね。
さぁ、まだ父と娘が再開する展開に望みはあります!
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まとめ
進撃の巨人133話の振り返りは以上です。
座標から戻ってきた時のミカサの表情が見てて一番辛かったなと思った133話でした(>_<)(←兵長が「団長」って言ったコマ)
早く「いってらっしゃい」が回収されるところが見たいです。
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