どもども。ナガトです。
昨日はアニメ進撃の巨人ファイナルシーズンに向けて原作91話の気になる部分を振り返りました。
先の物語を読んでいる上で過去の描写とか台詞とかを振り返るのってめちゃくちゃ楽しいですね!
アニメ派の人にはネタバレになっちゃうし、何言ってるのかわからないこともあると思うんですが、雰囲気だけでも楽しんでいただければと(‘ω’)ノ
また原作派の人は楽しみを共有できると思うので、気になったことなどあればコメント書いていただければと思います。
で、今回は92話「マーレの戦士」のある部分から話を広げていこうかなと思っています。アニメでは60話になると思います。
ライナーですね。
それではスタート。
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空の上からライナー登場!
ライナー・ブラウンの巨人化シーン。
ライナー登場シーンが最高にかっこいいと思うコマ。悪魔共が住む島に行き3年もバカな奴らに囲まれてしまった男。蒸かした芋で教官を買収しようとする人間がいる、まさに地獄のような地で時を過ごした男の顔です。面構えが違うんですよね。めちゃくちゃかっこいいからアニメが楽しみです。#進撃の巨人 pic.twitter.com/WIdDOf2vZ0
— ナガト@アース調査兵団兵士 (@nagatoshingeki) November 17, 2020
めちゃかっこいい。いい味出てますよね。

「進撃の巨人」92話「マーレの戦士」より/諌山創

「進撃の巨人」92話「マーレの戦士」より/諌山創
新章突入。
4年振りのライナー登場です。
作戦に参加した調査兵のほとんどが命を落としたウォール・マリア奪還作戦が終わってから4年の時が経ちました。
空からパラシュートで降下しながら巨人化という貴重な巨人化シーンを見せてくれました(*’▽’)
そして巨人化直前にライナーから出た言葉がこちら↓
ライナー:「位置と数は把握した
…しかし……また壁かよ
……壁は もううんざりだ」
このシーンがまためちゃくちゃエモくて、、、ライナーのかっこよさを倍増させています。
このシーン好きな人は多そうですね。
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台詞の裏にあるライナーの想い
では先ほど引用したライナーの台詞をじっくり見ていきたいと思います。
「…しかし……また壁かよ」
この台詞の直後、ライナーの脳裏には4年前の懐かしい光景がちらつきます。

「進撃の巨人」92話「マーレの戦士」より/諌山創
ライナーがベルトルトやエレン、サシャ、コニーたちと一緒に固定砲を整備している光景です。
4年前までライナーは調査兵団でした。
マーレ国からやってきたライナー、ベルトルト、アニは「悪魔の島」で住民に紛れ込んで生活していたんですね。
当時は兄貴的な立場だったし、主人公のエレンからは憧れの存在として見られていたんですよね。
パラディ島に行く前は周りから「パラディ島は悪魔の島だ」って教わっていたにも関わらず、いざ行ってみたら普通に人間がいるだけで思ってたのと違うってなったと思うんですよ。
そんな普通の人間がいるとは知らず、845年のウォール・マリア破壊で大勢の人間を殺すことになったし、結局850年にはエレンたちと殺し合いをすることになりました。
そんな複雑な記憶や想いがこの時のライナーの頭を埋めていると考えると、めちゃくちゃ考えさせられますよね。
エモいってこういうことなんだなと。。。
巨人化直前に4年前の記憶がちらつく演出好き。ライナーが精神分裂するほどやばい状態だったことを思い出すし、同時にそんな彼に驚きを隠せないベルトルトの表情も思い出してしまう。ライナーに4年前の問題発言のことインタビューしたら何て言うのか気になるな。本人忘れてたりするのかな。#進撃の巨人 pic.twitter.com/RQYZuQQnUy
— ナガト@アース調査兵団兵士 (@nagatoshingeki) November 17, 2020
ライナーの問題発言についても少し触れておきたいと思います。

「進撃の巨人」46話「開口」より/諌山創
ライナーにはクールな頼れる兄貴といった印象を持っている(た)読者も多いと思います。
しかし46話のライナーは何かが違いました。
これは調査兵の目の前で正体を明かし、エレンと戦ったうえでエレンとユミルと拉致した後のライナーの様子です。
エレンとユミルの手足を切って拘束しているなか、、、
「昇格の話はその後でいい」とか「あのわけわからねぇ状況下でよく動けたもんだよ」とか「兵士としてそれなりの評価と待遇があってもいいと思うんだがな」
などと言ってしまう。。。
界隈では有名な「ライナーの精神分裂」ですね。
兵士としての自分と戦士としての自分が切り離されてしまい、頭では兵士をやっていても行動は戦士という矛盾した状態になっていました。
また、ライナーが持っている嫌な記憶の一つに死にかけた経験があります。

「進撃の巨人」74話「作戦成功条件」より/諌山創
ウォール・マリア奪還作戦時にアルミンに居場所を特定されたライナーは、リヴァイ兵長に首と胸を刺され死にかけました。
その後にもミカサに雷槍で鎧の頭を吹き飛ばされ、うなじから引きずり出されたのち、四肢をもがれ目隠しをされるという残酷体験もしました。

「進撃の巨人」92話「マーレの戦士」より/諌山創
そんな記憶がライナーに「壁は もううんざりだ」と感じさせているんでしょうね。
本当にすごい体験をしてきた人間だ。。。
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