どうも!ナガトです。
先日に投稿した記事の内容が少し炎上というか話題になっているようです!
たくさんのコメントを頂いていることに感謝しますm(__)m
今回の記事ではあの記事についたコメントの中でもっとも多かったフロック説に焦点を当てて書いています。
色々な方の意見をご紹介すると思いますので、(ないとは思いますが)行き過ぎた批判や罵詈雑言はお控えくださいm(__)m
もちろん「そうい意見もあるけど、私は僕はこう思うんだよね」というのは歓迎ですので、ぜひ意見があればコメントください!
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フロックの次のコマの人物は誰!?

議論を呼んでいるのは進撃の巨人126話の中に出てきたコマです。
車力の巨人が登場し、ジャン、イェレナ、オニャンコポンの3人が消えました。そこでフロックがミカサを探します。
見た目で明らかにフロックだとわかるコマが一つ、その次にフロックの目線だけが描かれたと思われるコマが一つ、そして最後に顔の半分ほどが描かれているコマが一つの合計3コマがありましたよね。

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
①:見た目で明らかにフロックだと判断できる
②:見た目でおそらくフロックだと判断できる
③:見た目で誰なのかは判別できそうにない
みなさんにはぜひ自分の意見をコメント欄に書いてみてほしいです(*’▽’)
できれば初見で自分がどう思ったのか、また他の読者の意見を読んだあとどう思ったのかの2つは聞きたいなと思います!
どんな意見でもぜひお待ちしています!
さて、それでは考察をしていきます。
先日の記事に当ブログとしてはかなり多めのコメントがついていますので、それらを引用しながらフロック説を分析してみますs(`・ω・´)ゞ
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あのコマの人物をみんなで考えよう!
進撃考察のアースさんがあのコマの人物について投票を募集していました。
ナガトは見逃していて投票し損ねたのですが…。
126話で2つ目に考察必須なのは「ミカサは…どこだ?」とつぶやいた人物でしょう。
あれは誰なのでしょうか?
ぜひ皆さんの考察を教えて下さい!#進撃の巨人126話— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) February 7, 2020
とアースさんが投稿しています。投票総数は942票となりました!(すごくないですか!?多い!!)
選択肢は「フロック」、「エレン」、「上記以外」の3つとなっています。
結果は以下のようになりました↓
フロック:57%(537票くらい)
エレン:32%(301票くらい)
上記以外:11%(104票くらい)
というわけでフロックと考えている読者が半分以上を占める結果となりました!!
エレン以外も考慮して「上記以外」が用意されていますが、その「上記以外」もあまり多くなかったのでやはりフロック派が多いんですね。
ここからは「多くの読者があの人物をフロックだと考える理由」を考えながら少し詳しく見ていきます(`・ω・´)
フロックであると考える読者は…
フロックだと見ている読者がもっとも多い結果となったわけですが、その人たちがどんな考えでフロックだと思っているのかを考えます。
ここで当ブログにいただいたコメントを4つ引用させていただきます!
①匿名さん
ミカサを探してた別人物がいるのでは無く、あのコマの人物はフロックだと思います
巨人が出現したからミカサを呼んで何とかしてもらおう→あれ、そういえばミカサいなくね?おかしいな…
2回目の、「ミカサはどこだ?」はこれに気がついたフロックが発言したんだと思います
②匿名さん
フロックでは?
処刑までして目的を達成したのに、気付いたらかつての仲間は誰も居ない…というシーンだと思います
さらにここから104期組が同時に失踪したことに気が付くかもしれません
③こさかさん
ミカサを探す人物、これは特に疑問を持たずに、
フロックだろうと、読み進めました。
「ミカサを!」から「あれ、そういえばミカサは…?」
となっただけでは。
④匿名さん
ミカサはどこだ?と言ってるのはフロッグでしょどう考えても。
フロッグがミカサはどこだと言った後、巨人に対していち早くいつも反応してたミカサが動いてないどころかいないことの違和感に気付いて再度口に出した。
うーむ、みなさん強くフロックだと思っているのを感じます!
フロック説が人気なのがわかりますね(`・ω・´)
何はともあれここに紹介したコメントを書いてくださったみなさん、他の紹介していない方々もありがとうございます!
ここからは上記のコメントを1つずつ分析してみます!
コメント①

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
ミカサを探してた別人物がいるのでは無く、あのコマの人物はフロックだと思います
巨人が出現したからミカサを呼んで何とかしてもらおう→あれ、そういえばミカサいなくね?おかしいな…
2回目の、「ミカサはどこだ?」はこれに気がついたフロックが発言したんだと思います
①のコメントには「巨人が出現したからミカサを呼んで何とかしてもらおう→あれ、そういえばミカサいなくね?」とありました。
フロックの気持ちを表していますが、フロックがミカサがいないことを疑問に思うのは当たり前ですよね。

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
なぜなら、記事冒頭でも書いたようにこの「明らかにフロックとわかる人物」が「ミカサはどこだ!?」と言っているからです。
このことから①のコメント内容は理解できます。しかしやはり3コマ目の人物がフロックであると断定するには少し物足りないようにナガトは感じました…。
問題になっているのは3コマ目の人物も同じように「ミカサは……どこだ?」と言っていることです。
次のコメントを見てみましょう!
コメント②

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
フロックでは?
処刑までして目的を達成したのに、気付いたらかつての仲間は誰も居ない…というシーンだと思います
さらにここから104期組が同時に失踪したことに気が付くかもしれません
「処刑までして目的を達成したのに、気付いたらかつての仲間は誰も居ない…というシーン」とありますが、先ほどのコメントと違うのはミカサがいないことを指摘しているのではなく、仲間が誰もいないことを指摘している点です。
ここで気になるのは「仲間は誰も居ない」というのが2つ意味を持ち得ることです。
1つ目:自分(フロック)の意見と合わないために周りの人間が離れていってしまった
2つ目:(物理的に)周りにジャンやアルミン、ミカサたちがいなくなってしまった
どちらでしょうか?
1つ目の方はフロックが自分自身(フロック)の意見を受け入れられない人間が自分から逃げて行ったということです。

しかしミカサやジャンたちが逃げて行ったとしても、他にイェーガー派の強い支持者がいるので「仲間は誰も居ない」というのは合わない気がします。
次に2つ目ですが、物理的にアルミンやジャン、ミカサといった104期の面々がいない、ということです。
考えてみれば、たしかに今回彼ら104期兵はジャンを除いてフロックの周りにはいませんでした。
そして車力の巨人が現れたことによってジャンまでが姿を消しました。なので2つ目の解釈が正しいとわかります。
つまりコメントを書かれた方は、「仲間=104期兵」であり、さらに具体的には「アルミン、ジャン、ミカサ」を指していると考えていたのでしょう。
ただ、やはり3コマ目で「ミカサは……どこだ?」と同じ台詞が登場していることの理由としては弱い気がします。
もちろんコメントを書かれている方々は自分のなかでしっかりとストーリーラインが見えているとは思います!
しかし上記のコメントでは理由の部分があまり書かれていない気が、ナガトはしました。
コメント③

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
ミカサを探す人物、これは特に疑問を持たずに、
フロックだろうと、読み進めました。
「ミカサを!」から「あれ、そういえばミカサは…?」
となっただけでは。
こちらも1つ目のコメントとほぼ同じですね。
「あれ、そういえばミカサは…?」はいいのですが、3コマ目で同じ台詞が登場する理由にはなっていないと思いませんか?
フロックの「あれ、そういえばミカサは…?」という気持ちを表すためのコマであれば、もっとはっきり描けばいい話だとナガトは思います。
1コマで描き切れる部分をわざわざ人物の顔がわからないように描く必要はないですからね(`・ω・´)
もしフロックであるなら、3コマ目を描くことで他に表現したいことがあるのかもしれませんよ。
こさかさん、コメントありがとうございました(*’▽’)
コメント④

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
ミカサはどこだ?と言ってるのはフロッグでしょどう考えても。
フロッグがミカサはどこだと言った後、巨人に対していち早くいつも反応してたミカサが動いてないどころかいないことの違和感に気付いて再度口に出した。
こちらも今さっき書いたことと同じだと思います。
つまり、「3つ目のコマは『ミカサがいないことに気づいたフロック』を描くためのコマである」、ということをこのコメントは書かれているんですね。
繰り返しにはなりますが、1コマで描き切れることをわざわざ人物の顔が微妙になるように描くことはしないはずです。
するとすれば作者には他に意図があるはずなんですよね(*’▽’)
というわけで以上コメントを4つほど分析してみました!
コメントに書ききれなかっただけで、ナガトが誤読している可能性は十分にありますので、そこはご了承くださいm(__)m
本当はもっとコメントを取り上げたいのですが、切りがないので分析は以上の4つまでとします。申し訳ないですm(__)m
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フロック説支持者の共通点とは…?

「進撃の巨人」84話「白夜」より/諌山創
ここからはフロック派(←イェーガー派みたい笑)の読者の意見に見られる共通点を考えます。
※もちろんすべてのコメントに共通するわけではないです。
慌てるフロック→冷静なフロック
コメントでよく見られたのは「くそ…!!ミカサはどこだ!?」と慌てるフロックが、3コマ目で冷静になり「ミカサは……どこだ?」ともう一度呟くというパターンだと思います。

「進撃の巨人」126話「矜持」より/諌山創
つまり1コマ目から3コマ目まではすべてそのまま一直線の時間軸であると考えているようです。
1コマ目(過去)
↓
2コマ目
↓
3コマ目(未来)
わざわざ過去とか未来とか考える必要もないですが、要は時間は逆戻りしてないよね、ということです。
少し話はズレますが、フロック説に違和感を感じている読者はおそらくこの時間の流れに違和感を感じている人が多いと思います。
僕もそう思う読者の一人なのですが、フロックがあの場で2回も同じ言葉を言うのは違和感ありますし、急に妙に落ち着いた感じになっているのも違和感を感じます。
話を戻すと、フロック派の読者は3つのコマを一直線に捕らえている人が多いということです。
ただ、ある程度共通しているというだけでフロック派の人でも別の考えをもっている読者もいると思うんですよね(`・ω・´)
まとめ
というわけでそろそろ終わりにします。
当ブログを運営してきた中では、今回のテーマがもっとも炎上している気がします!(笑)
炎上というか議論を呼んでいると言った方がいいかもしれません。
あのコマに関してはまだ書きたいことが残っているので、また記事を更新する予定です!(^^)!
まだまだコメントお待ちしています(*’▽’)
さようなら~(^o^)/
先ほど取り上げた4つのコメント以外にもフロック派のコメントが届いています。
引用しましたので興味のある方はどうぞ↓
ミカサを探す人物て、あの描写フロック本人だよね。
車力登場→巨人倒さなきゃ→ミカサどこ?
そもそも何故車力?手引した人間でもいるのか?ミカサいないけど?イェーガー派についてくれてないミカサは怪しい。っていうのにフロック本人が気づいだんだと思ってた。
単純にフロックがミカサがいないのに気づいた呟きととらえたけど。
フロックじゃないのかな?
うみたみさん、ありがとうございます!
普通にフロックだと思う。エレンであれば、今更ミカサを探す必要なんて無い。未来の自分の記憶で後々会う事になるんだから。それに、3コマ目の人物の襟足が短いし、エレンであれば黒にするだろ。
少々きつく聞こえてしまうかもしれませんが、「ミカサはどこだ」と発言してる人物がブロック以外だと思ってる人は読解力というか漫画の描写への理解力が足りないように感じます。
1度目のミカサはどこだはそのままの意味で非常時にミカサを頼ろうとしての発言、その次のコマでミカサがこの場にいないことについて違和感を覚えたフロック、そして更に次のコマでそれを踏まえた上でもう1度ミカサはどこだと、という描写でしょう。
普通に読んだらフロックってわかると思うんだけど
何であのコマ割でいきなり別の人が同じ様なセリフ言うと思うんだ
ミカサはどこだ?はどう見てもフロック
あれをフロックじゃないと思ったのは余程の勘違いか深読みし過ぎ
置いてけぼりのフロックだと思って読みすすめてましたが、エレン説も面白いですね。
ぬーまさん、ありがとうございます!
普通にフロックだろ
どうみてもフロックですね。
巨人が出た!巨人ハンターのミカサはどこだ!あれ?そういえばミカサを見ていないが、どこだ?→同志と共に砦の反対から脱出するところの描写に繋がる。
という場面なんですが。
こんなにたくさんのコメント、本当にありがとうございます(≧▽≦)
以上になります!
考察を拝読していてなんとなく気になったのでコメント失礼します。
普段のアマチュアで小説を書いておりますので、あえてその視点での考察を申し上げますが…。
自身が創作する時に、同一人物が同じ言葉を語調を変えて二度続けるパターンは度々出てきます。
ではどのような場面で二度続けるかと申しますと、
・一度目は遠くの人物に話しかけ、二度目は返事が無いので様子を見ながらもう一回
・一度目は勢いのままに叫び、二度目は自分の口から飛び出した言葉を自身で反芻する
このような場面で用いています。
極端な例ですが、
「おーい母さん!お茶!」→「おーい!母さーん、お茶……?」のようにすると知らないうちに奥さんが出かけてたような演出ができます。
また「おーい、母さん!お茶!」→「母さん……お茶……」のようにすると、奥さんは先日亡くなったのについ今までのように声をかけてしまった自分に気づいた感じが出ないでしょうか。
今回取り上げられている3コマに関しては、この2つめの例に近い演出と受け取れるように思います。
1コマ目は仰るとおり、突然のことに焦って側にいないミカサを呼んだ状態。当然ミカサがいないことを分かっているからこその発言なのですが、そもそもミカサがいないことの異常さにはまだ思い至っていないといったところでしょうか。
続く2コマ目は言葉はありませんが、1コマ目から少し見開かれた目と目頭付近の影だけを集中して見せることで、次の瞬間フロックが何かに気づいた・愕然としたことを示唆していると考えられます。
そして問題の3コマ目は、咄嗟にフロックが自身の叫んだ言葉を反芻しながら、そもそもミカサがいない異常さに気づいて呆然としている演出ではないでしょうか。2コマ目と比べてさらに下へ向いた視線と、ぽかんと力が抜けた口元が呆然としているのを示しているように思います。
(余談ですが、下向きの視線は『視覚、聴覚』の情報以外のことを考えている状態と言われています)
このように連続する3コマで「変化した部分」のみを描いていくことで、ほんの数瞬間の心情の変化を表現したのではないでしょうか。
と、自分が最初に受け取った形を長々と綴らせていただきましたが、実はこれがフェイントでありミスリードで3コマ目はフロックを見下ろしてる誰かという考えも大変興味深いと思います。
面白い考察のタネをありがとうございました。