ついにあの人たちが死亡した進撃の巨人124話ですが、なんだかまだまだ嵐の真っただ中にいるような気がして、さらに死亡者が出るような予感がしています。
今回はピクシスとナイルの死亡が確定したこと、また彼らの死亡から予想できることをピックアップします。
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目次
ナイルやピクシスら無垢の巨人が死亡

「進撃の巨人」124話「氷解」より/諌山創

「進撃の巨人」124話「氷解」より/諌山創
ピクシスやナイル、その他憲兵団がジークの脊髄液入りワインを飲んでいたことが判明した当時から、彼らが死亡するのではないかという危機感がありました。
そして124話でとうとうその危機感が現実のものとなり、ドット・ピクシスとナイル・ドークを含む兵士の死亡が確定しました(>_<)
ファルコの死亡説もありましたがポルコを食ったことで死亡の可能性はだいぶ下がったように思えます。
食わせる知性巨人の数には限りがありますからね…。
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ナイル・ピクシスを倒した人物
ここからは巨人と化したナイルとピクシスを殺した人物をもとにアレコレ考えていきたいと思います。
二人を殺した人物は明確に描かれていましたね!
ナイル巨人を殺した人物 → ガビ
ピクシス巨人を殺した人物 → アルミン
ナイルとピクシスは物語の初期から登場していた人物だったので、この二人を葬るキャラは重要なんじゃないかな、と思いました。
ということで振り返り(‘ω’)ノ
ナイル殺しのガビ

「進撃の巨人」124話「氷解」より/諌山創
なぜナイルを殺すのがガビになったのでしょうか?
作者に意図を考えてみたいと思います。
ガビとナイルの接触はほとんどありませんでしたし、会ったのはナイルがファルコを拘束するフリをしてコルトとガビのところに返したときだけでした。
ガビ&ナイルというよりは、ガビがカヤを守ったということが重要な気がします。
ガビがカヤを守る場面で巨人と化したナイルが利用された、みたいな(笑)。
「進撃の巨人」118「騙し討ち」より/諌山創
ナイル:「俺はもう…妻や娘達には会えないだろう」
「ジークが一声叫ぶだけで…」
「化け物になる」
「娘達には伝えたいことがまだまだあったのにな…」
「死んだも同然だ」
ナイルがファルコをコルトのもとに返したところまではいいけれど、最後は自分の娘と同じくらいの子ども(ガビ)に殺されるというのが切なかったですよね(涙)。
ピクシス殺しのアルミン

「進撃の巨人」124話「氷解」より/諌山創
ピクシスを葬ったのはアルミンでした。
いやぁ、なんだかアルミンの存在感が大きく感じますね。
124話を読んでいて思い出したのがエルヴィンとアルミンどちらを救うかのあのシーン。
最後はエルヴィンを死なせてアルミンを生き返らせました。
「進撃の巨人」85話「地下室」より/諌山創
「かくして君には」
「エルヴィンの命と巨人の力が託された」
「誰に何と言われようと君はもうそういう存在だ」
「より一層の人類への貢献に期待するよ」
「アルミン」
「エルヴィンの命と巨人の力が託された」とハンジが言ってましたが、今度はピクシスの命が託されたようです(泣)。
アルミンの重責がどんどん肥大していく感じですね(>_<)
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ピクシス・ナイルら死亡から見える裏の状況(エレンとジークの状態)
彼らは無垢の巨人となったわけですが、殺す以外の道はなかったのでしょうか?
シガンシナ区のなかに閉じ込めておけないかな、と思ったりしたのですがまぁ無理ですよね(汗)。
ウォール・ローゼからは一般住民がいるわけで、いくら外側とはいえ巨人を生かしておけば大問題ですから。
制御されていない無垢の巨人

「進撃の巨人」92話「マーレの戦士」より/諌山創
もとをたどればこれはジークの能力によって生まれた巨人たちです。
スラバ要塞での中東連合との戦いや巨大樹の森でのリヴァイ兵長との戦いもそうですが、ジークの脊髄液を摂取したのち彼の叫びによって巨人化しています。

「進撃の巨人」113話「暴悪」より/諌山創
もちろんジークの命令でかなり柔軟に操作できるわけです。
しかし124話ではまったく制御されていませんでした。

「進撃の巨人」124話「氷解」より/諌山創
イェレナ:「どうして…」
「ジークは巨人を制していないの…?」
イェレナの言葉にも表れていましたよね!
たしかに巨人たちはマーレ兵の相手をしてはいるものの、それは近くに人間がいるためでありマーレ兵であるから攻撃しているわけではないということになります。
つまり
ジークが巨人を制していない
↓
ジークは……
となりますよね。
ジークに何が起きた?

「進撃の巨人」122話「二千年前の君から」より/諌山創
「髭面おじさん」ことジーク・イェーガーが最後に登場したのはこの場面です。
「俺は王家の血を引く者だ!!」と言ってユミルに命令していました。
このあとのコマにも瞬間的にエレンの頭に触れるジークが描かれていますが、座標の世界ではここが最後の登場でした。
122話ラストの場面でエレンが巨人化した際にいちばん近くにいたのはエレンの頭に接触していたジークなので、巨人化に巻き込まれていそうな感じはありますよね!?(゚д゚lll)
基本的に巨人化の際に生身の人間が近くにいると、すごい危険というか直感的に危ないということがわかります(汗)。
エネルギーが瞬間的に一か所に集まるといいますか…。
ストヘス区でアニが巨人化したときはアニを拘束している人間がいましたが、おそらく彼らは全員死亡です。

「進撃の巨人」32話「慈悲」より/諌山創

「進撃の巨人」32話「慈悲」より/諌山創
見返すとかなり悲惨な状態になっていたことがわかりますね…。
つまり、エレン巨人化の瞬間にジークは死亡したと考えることができます!

「進撃の巨人」119話「兄弟」より/諌山創
ピークの真似で「死んだフリ作戦」を使い生きていたジーク、とは言ってもマガトの一撃で体の大部分を失っていました。
損傷はかなり激しいはず。
この状態で巨人化に巻き込まれたのであれば死んでいてもおかしくないよな…と思うのですがどうなんでしょう?
ただこれはあくまで一つの可能性であり、他のパターンもありそうです。
比較的エレンの近くにいたガビとガビを守った鎧の巨人(鎧なし)は生きていました。

「進撃の巨人」78話「光臨」より/諌山創
超大型巨人発生時のような爆風が起きているわけではないのかもしれません。
ジークの安否に関してはまた別記事でも考察します(`・ω・´)ゞ
エレンの状況
エレンの状況も少し考えておきましょう!
無垢の巨人が制御されていないことからジークが巨人たちを操作していないことがわかりますが、エレンも同様です。
エレンは始祖ユミルと接触し「始祖の巨人」の力を掌握したということなので、すべての巨人を意のままに操ることができるはずです。
しかし無垢の巨人はご覧の通り、アルミンやミカサたちまで襲っていました。
なのでエレンの意志は無垢の巨人に通じていません!
あるいはエレンが無垢の巨人に指示を出していないと考えられますよね(`・ω・´)
現在エレンは始祖の力を壁から解放された超大型巨人群に集中させることに手いっぱいなのかな?と勝手に思ったりしてますが、ここらへんは次回にでも明かされるかもしれませんね!
まとめ
ピクシスとナイルの死亡からアレコレ考えてきました。
もう死んだことは変えられないので、今後注目するべきはジークとエレンの状態ですね(; ・`д・´)
ジークは生きているかもですが巨人を操るどころではないのかもしれませんし、エレンはエレンで忙しいのかなと(-_-;)
まだまだ考察の余地がありそうです!
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