キングダム第624話の考察記事です!
求道者である龐煖(ほうけん)が武神としての猛烈な攻撃力を発揮しており、戦況としては圧倒的に有利な状況です。
もういよいよダメじゃないかという状況から、何度も立ち上がる信ですが、形勢逆転には程遠い状況です。
ただし、今回の龐煖vs信に関しては、戦闘そのものの注目度は非常に低いです。
どれだけ信が頑張っても、やはり龐煖は強いですから、ここで決着をつけることは難しそうです。
だからこそ、”どうして戦うのか”という大きなテーマが重要な戦いになります。
どちらかというと体育会系の戦いではなく、文系の戦いというか、李牧の土俵というべきなのか。
第624話を考察しつつ、今後の流れを予想します!
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龐煖は何度も立ち上がる信の後ろに王騎将軍を見た
今回624話では、趙軍から何度も「終わった」と安堵の声が聞こえてきました。
それでも信は立ち上がって、龐煖の矛を受け止めたりします。
あの龐煖の矛で何度も何度も打ちのめされているのに立ち上がる信を支えるのは、王騎(おうき)将軍です。
前回の考察でも見た通り、龐煖にとっては王騎将軍は倒さなければならなかった人物なのです。
武神として圧倒的な力を見せつけることによって人々の争いを止めるための重要なステップです。
あの当時の王騎将軍の影響度を考えれば、龐煖にとって重要な存在であることが分かります。
しかし、せっかく王騎将軍を倒したのに、信が登場したというのが重要なポイントでしょう。
王騎将軍の矛を持ち、王騎将軍の力を受けながら戦いを挑んでくる信です。
龐煖が恐怖を感じるのかどうかは分かりませんが、邪魔な存在であることに違いはありません。
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李牧が言う「答えを持つ者」とは何なのか?
龐煖が求道者として人の救済のために戦っているという事実を明らかにした李牧。
李牧は龐煖にとって「答えに導く者」です。
そんな李牧が信について「答えを持つ者」であると言いました。
李牧が大きな戦いを率いるような存在になることを龐煖は見抜いていました。
これが、つまりは「答えに導く者」という李牧の役割なのでしょう。
武力によって人の救済を目指す道を選んだ龐煖にとって、李牧の存在は欠かせません。
しかし、信が「答えを持つ者」だというのは、どういう意味なのでしょうか。
先ほども書いた通り、王騎将軍が「答えを持つ者」であったと言われることには納得できます。
圧倒的に高い地位に君臨していて、武力によって次々と戦いを制していったからです。
一方の信は、確かに数々の武功をあげてきましたが、まだ本人が答えに辿り着いていないような気さえします。
ただ一点、信が最後に叫んでいるように「天下の大将軍」になることを目指して、王騎将軍の矛を継いだものという点がポイントであるのかもしれません。
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龐煖vs信の今後の戦いを大胆予想!
前々から何度も書いている通り、今回の龐煖vs信は、どちらかが致命傷を負うような形では決着しないと予想しています。
そして、龐煖が圧倒的有利のままで終わることも予想しづらいです。
なぜなら、ボコボコに打ちのめされた信を、龐煖の目の前から救出できるような人物が、この戦いには参戦していないからです。
いや、誰がいれば救出できるのか分かりませんが・・・
さて、ここからが今後の戦いの予想ですが、次回の信が発する言葉が龐煖に刺さります。
求道者として龐煖が突き進んできた道を揺るがすようなひとことを、信が言います。
そして、その言葉はきっと「情」がたっぷりの信らしいものです。
武力では圧倒的な強さを見せる龐煖が、はじめて弱さを見せることになるかもしれません。
頭で考えた論理をもとにして強くなってきたので、論理が崩れる要素には弱いはずです。
では、信が何を言うのか。
「仲間を守れるのが天下の大将軍だ!」
ここまでの伏線を全て回収しながら、龐煖に刺さるひとことではないでしょうか。
王騎将軍だけでなく、麃公(ひょうこう)将軍や、羌瘣(きょうかい)、去亥(きょがい)たちの思いを背負った一撃を龐煖にぶつける信。
この様子を見ていた李牧が、戦い全体で劣勢になることを悟って全軍を撤収させて秦軍の勝利。
以上が、今後のキングダムの展開の大胆予想です。
キングダム第624話の考察まとめ
これまでに何度も何度も予想を裏切られているにも関わらず、信に負けじと立ち上がって、大胆予想をしてみました。
もうこの戦いにおいては、他で行われている一騎打ちは描かれそうにありませんね。
それどころか、何話も続けて龐煖が主役のような展開になっています。
信がどうして戦っているのかと過去のエピソードを読み返していたら、随分と考察までに時間がかかってしまいました。
おそらく龐煖vs信は、最後はあっけなく終わるので、もしかしたらあと2話くらいかもしれませんね。
求道者や道などの言葉が出てきて、戦いだけではない深さが楽しいこの戦い。
さて、予想通りの展開になるのか、次回以降のキングダムからも目が離せません!
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