2020年10月6日、別冊ヤングチャンピオンにて「じゃあ、君の代わりに殺そうか?」24話が掲載されました。
この記事では、最新24話のネタバレとナガトの感想を書いていきます。
前回23話では、熊狼愛繕(くまおかあいぜん)を名乗る高校生が優馬たちの学校にやってきて一悶着ありました。
アメリと腹違いの兄弟である熊狼はアメリに嫉妬しており、自分の方が格上だということを証明したいようでした。
アメリは面倒事を避けるため、自分の方が弱いとあっさり認めますが熊狼は認めません。
どうしたらアメリが本気になってくれるか考えた熊狼は、アメリの大事な人を傷つけようと企みます。
「横田悠奈には絶対手を出すな ブッ殺すぞ」
アメリがブラフをかまして23話は終了しました。
さて、24話はどう進んだのでしょうか?
※ネタバレ見たくない方はご注意ください
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じゃあ、君の代わりに殺そうか?24話「嫌悪」ネタバレ!
熊狼:「横田悠奈ってのがあんたの大切な彼女?」
アメリ:「あぁ…手を出したら殺す」
熊狼:「ふーん…」
「狂気がこもってないねぇ」
「それホントにあんたのカノジョ?」
熊狼はアメリのブラフに気づきます。
神楽水さんから「人を殺すことのできる人種」とアメリのことを聞いていた熊狼。
しかし熊狼もまた、ヤクザや半グレとやり合ってきました。
「ぶっ殺す」という言葉も何度も聞いてきたため、アメリの言葉も本気かそうでないかがわかるみたいです。
「脅しの常套句『ぶっ殺す』って言葉も山程聞いてきた」
「でも本気で殺意を感じたのは父親と神楽水さんを含めてごく僅かだ」
「俺はね そんな人間を心から尊敬するけど…兄弟となると嫌悪に変わる」
とアメリの顔を舐める熊狼。
兄弟というコピーはいらない、オリジナルになりたい、と熊狼は言います。
そんな二人の様子を校舎から見ているのは横田悠奈。
あの男は、雨里涼の素性を知る人物なんだと何か深刻そうな顔で見ています。
熊狼:「俺がこの学校に来たのは『山の家の近くの高校に通ってる』ってゆー神楽水さんの情報だけだった」
つまり、熊狼はまだアメリのことをまだほとんど知らないと言います。
だから過去や趣味、性癖まで調べつくして、さらに大事な人も見つけ出して殺すか奪ってやればいいとアメリを脅します。
「やめろ」
ぞく
アメリの強烈な殺気に一瞬ぞくっとする熊狼。
経歴のどこかにアメリを怒らせる何かがあるはずだ、そう踏んだ熊狼は「じゃ!また分かり次第現れるよ」と言って帰っていきました。
「アメリ…」と声をかける優馬。
「はぁ……ほんと俺って次から次へとトラブルに見舞われるよな」
「ま 自分が原因って言えばそれまでだけど……」
自分と関わって後悔してるかと問うアメリ。
優馬:「どうだろう……色々とあって……正直混乱してる……」
そういったトラブルがなければアメリは最高の友達だと思うと答えます。
優馬:「あと『兄弟』とか嘘を吐かなければね」
混乱させて悪かった、とアメリ。
いや発端は自分にあった、と優馬。小山良平のことなど、アメリのことをこそこそと調べて悪かったと思ってると詫びました。
アメリ:「――いい天気だな」
優馬:「え?ああ…うん」
アメリ:「なぁ 優馬」
「梅雨が来る前にさ…二人で旅行にでも行かないか?」
何でそんな急になんだよと不思議がる優馬に、思い出づくりをしたいとアメリ。
優馬:「いや…でもそんなのいつでも…夏休みとかでも…」
アメリ:「俺は早く行きたいんだよ」
「キライなんだ 長い雨…」
「――きっとすぐそこまで来てる」
――高月警察署にて
「え?通り魔?確か茨野(ばらの)署の管轄で起きたやつでしたっけ?目玉をくり抜かれた…」
西野行方不明の件で優馬たちの高校に調べに来ていた二人の捜査係の男が話しています。
通り魔事件の犯人は防犯カメラにまったく映っておらず、足取りがわからないままだったが、少し状況が変わってきたようでした。
住宅街にある防犯カメラをひとつひとつ調べてみたところ、犯人のおよその足取りがわかってきた、とのことでした。
部下:「え…そうなんですか?」
上司:「マスクとフードで個人は特定できてはいないが 逃走路は割れたようだ」
茨野市から徒歩、盗んだ自転車などを使って高月市に入って来ていました。
部下:「じゃあウチの管轄内に容疑者がいる可能性が高いわけか…西野の件も片付いてないのに次々と…」
「西野の方はまた同級生辺りに聞き込みますか?」
上司:「ああ…特に藤倉 雨里辺りにな」
――学校にて
優馬:「とりあえず保健室で手当てしてもらった方がいいよ…それ」
アメリ:「ああ…そうだな」
昇降口で話している二人の近くにいたのは横田悠奈。
雨里 涼
ヤクザの愛人の子で 藤倉優馬に執着し
そして…何事にも恐れず 強く 容赦の無い男
でも ひと突きで沈む危うい立場にもある
牛島の件でアメリに頼んだとき、地獄に落ちる時は俺と一緒だと言われていた横田。
アメリと共倒れだけは避けたい、だからもっと彼を知る必要がある、と考えます。
私の藤倉優馬君から遠ざけるために
彼だけを沈める方法を模索しなければ
―――
一台のバイク。
優馬たちの学校から帰ってきた熊狼がバイクに乗ります。
「ねえ…」
後ろから声をかけてきたのは横田悠奈でした。
横田:「あなた雨里君の身内の人でしょ?」
「良かったら彼について…色々聞かせてくれないかな」
熊狼:「……は?そりゃあこっちのセリフ」
「ってかあんた誰?」
謀る横田、接近…!!
「じゃあ、君の代わりに殺そうか?」24話「嫌悪」完――
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じゃあ、君の代わりに殺そうか?24話の感想!
緊張の兄弟対決がやっと終わった。。。
とりあえず大ごとになる前に熊狼が帰ってくれましたね。
さて、気になったところを拾っていきます。
やっぱ見抜かれたブラフ
やっぱり見抜かれたよね。
うん、あれは分かりやすかったかなと思いました。
ターゲットにされたくない人の名前を「横田悠奈」と自分から言っちゃうところがまず怪しかったですよね(笑)。
あとは「殺気」がポイントになってたりもしました。
「ぶっ殺す」という脅しの常套句を何度も聞いてきた熊狼だからこそ、アメリが本気かどうか見抜けたといったところでしょうか。
アメリに対する嫌悪
熊狼がアメリを探しにやってきた理由の一つに嫉妬がありました。
しかしそれ以上に強い感情が嫌悪だったと言います。
自分以外に同じ血を引いた兄弟がいるということが気に食わないんでしょうね。
熊狼がアメリを倒そうとしている理由は案外単純なもので、自分の方が強いという証明と嫌悪だとわかります。
理由がシンプルなだけにちょっと安心したナガト。。。
ゆくゆくは熊狼が優馬に手を出して、、、みたいな展開になるのでしょうが、あまり大ごとにはならないような気がしています。
むしろヤバそうなのは横田悠奈の方で。そっちはズブズブ続きそうでなんか嫌な予感です(>_<)
もうすぐ梅雨が来る
優馬を旅行に誘ったアメリ。
その理由はもうすぐ梅雨が来るような気がするから。。。
これは明らかに比喩ですよね?
以前教室でアメリが横田に話した内容は、おそらくアメリ自身の立場の危うさを表すものです。
アメリが恐れず行動できるのは、もうじき〇〇だから
〇〇が何かはまだわかりませんが、アメリに残された時間のことを言ってると思います。
だからアメリはその前に自分がやっておきたいことを終わらせたいのでしょう。
通り魔事件の犯人の逃走路が割れたことも、アメリ劇場の終了を予感させますよね。。。
熊狼と横田、接近
横田悠奈が熊狼に近づきました。
最初は普通の女子高生に見えた横田が、今では完全にヤバいところに足を突っ込んでいます。
横田はアメリが何を大切にしているかを知っていますよね。
もし横田が熊狼に優馬のことを伝えたら、、、と考えるとゾッとします。
横田が優馬のことをどうしたいのかわかりませんが、あの狂暴な熊狼に簡単に優馬のことを話すでしょうか、、、?
横田、熊狼。この二人が組んだら相当面倒くさそうです。
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まとめ
というわけで「じゃあ、君の代わりに殺そうか?」24話を振り返ってきました。
まだまだ24話ではありますが、そろそろアメリの終わりが近づいている?
そんな感じがしました。
ただ、アメリの秘密、通り魔事件(西野事件)の捜査、熊狼愛繕と横田の接近、アメリと優馬の双子説、アメリと優馬の旅行などなど、まだイベントは残っています。
まだまだ楽しめそうだぁ!
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