どうも!ナガトです。
この記事では上弦の壱・黒死牟についてまとめました。
どういうキャラクターなのか、使用する能力、どんな過去があったのかなどを紹介していきます。
個人的にかなりお気に入りのキャラクターなので気合入れて書いています!
特に彼の過去は絶対知っておくべきですよ(`・ω・´)
「ネタバレ嫌だ!」という方は警戒してください!
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目次
黒死牟とは?キャラの基本情報まとめ!

「鬼滅の刃」170話「不動の柱」より/吾峠呼世晴
まず、最も有名な情報として出ているのが十二鬼月のトップである上弦の壱に君臨するということですね。
十二鬼月は鬼舞辻無惨の配下の鬼たちのことを指しており、普通の鬼よりも強力な能力を持ち合わせています。
無惨の血が多ければ多いほど鬼は強力になり、十二鬼月の鬼たちは他の鬼よりも無惨の血が多いんですね。
漢字:黒死牟
読み方:こくしぼう
トレードマーク:顔から首にかけての痣、六つの目、紫の着物など
種類:鬼
人間の頃の名前:継国 厳勝(つぎくに みちかつ)
性別:男
年齢(人間だった頃の年齢):20~24歳
年齢(実際の年齢):480~485歳
呼吸:月の呼吸
母父(名前非公開)
弟:継国 縁壱
子ども2人(名前非公開)
子孫:時透 無一郎、時透 有一郎
ここから少し詳しく見ていきます。
呼吸を使う鬼である

「鬼滅の刃」167話「願い」より/吾峠呼世晴
呼吸は鬼殺隊士が鬼に匹敵する力を得るための方法の一つです。
つまり人間が使うものなのですが、黒死牟の場合、鬼であるにもかかわらず呼吸を使っています。
それは彼がもともと剣士であり、もっと言えば鬼殺隊の剣士だったからです。
つまりもともとは鬼を狩っていたということです。
剣士であるということは呼吸の他にも型も持っています。
型も呼吸と同じく様々なものがあり、使う型によって攻撃方法が変わってきます。
月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮:

「鬼滅の刃」165話「愕然と戦慄く」より/吾峠呼世晴
鞘から刀を素早く抜き、一度の動きで対象物を斬る。他の型にも見られるように三日月型の刃(月輪)が対象物を斬る。技術としては居合道に似ている。
月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月:

「鬼滅の刃」169話「地鳴る」より/吾峠呼世晴
斬り上げ動作によって三連の斬撃を繰り出す。月輪によって対象物を取り囲む。
月の呼吸 参ノ型 厭忌月・銷り:

「鬼滅の刃」168話「百世不磨」より/吾峠呼世晴
刀を素早く振り、二連の月輪を放つ。他の型にも見られるように大きな月輪から細かい月輪が飛び散る。
月の呼吸 伍ノ型 月魄災渦:

「鬼滅の刃」167話「願い」より/吾峠呼世晴
刀を振らずとも斬撃を繰り出すことが可能である。刀を振れない接近戦などで有効と思われる。
月の呼吸 陸ノ型 常夜孤月・無間 :

「鬼滅の刃」167話「願い」より/吾峠呼世晴
多方向に無数の斬撃を飛ばす。対象範囲が非常に広く、対象物以外のものまで斬り刻む。不死川実弥が大ダメージを食らった技である。
月の呼吸 漆ノ型 厄鏡・月映え:

「鬼滅の刃」172話「弱者の可能性」より/吾峠呼世晴
前方向に複数の斬撃が地面を這うようにして流れる。これも非常に広範囲の技である。
月の呼吸 捌ノ型 月龍輪尾:

「鬼滅の刃」172話「弱者の可能性」より/吾峠呼世晴
前方向に巨大な1つの斬撃が飛んでいく。斬撃が1つという点では壱ノ型と同じであるが非常に広範囲の攻撃である。
月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面:

「鬼滅の刃」172話「弱者の可能性」より/吾峠呼世晴
複数の斬撃が対象物に降り注ぐように飛んでいく。攻撃範囲は広く同時に複数の角度から対象物を襲う。
月の呼吸 拾ノ型 穿面斬・蘿月:

「鬼滅の刃」172話「弱者の可能性」より/吾峠呼世晴
斬撃が3重の渦を作るようにして対象物を襲う。
月の呼吸 拾肆ノ型兇変・天満繊月:

「鬼滅の刃」173話「匪石之心が開く道」より/吾峠呼世晴
斬撃の形は伍ノ型に似ている。しかしやはり攻撃範囲が非常に広い。間合いを取っても避けるのは困難と思われる。
月の呼吸 拾陸ノ型月虹・片割れ月:

「鬼滅の刃」173話「匪石之心が開く道」より/吾峠呼世晴
6つの斬撃が上から下に突き刺さるように降り注ぐ。地面が割れるほど強力。
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黒死牟が上弦の壱たる所以!
呼吸による斬撃だけが黒死牟の特徴ではありません。
呼吸以外にも彼の強さを支えている特徴を紹介します。
透き通る世界

「鬼滅の刃」165話「愕然と戦慄く」より/吾峠呼世晴
無一郎と対峙したときに彼の体を透き通るように見ることができました。
これは炭治郎が猗窩座との戦いで得た能力ですね。
その部分を一部紹介します。
炭治郎:「父さんが教えてくれた」
「”透き通る世界”に入れた時 動きの予測と攻撃の回避の速度が格段に上がる」
「相手の肺の動き 血管の流れや収縮が透けて見えて」
「自らの筋肉の収縮もより速く鮮明にわかった」鬼滅の刃152話「透き通る世界」より
透き通る世界とは文字通り骨や筋肉、神経まで体を見透かすことができ、そのことにより相手の次の一手を予測しやすくなるんですね。
また、自分の身体の状態も把握しやすくなるとのこと。
猗窩座が何百年目指してもたどり着けなかった境地に、黒死牟はたどり着いていたのです(`・ω・´)
柱を超える素早さ

「鬼滅の刃」165話「愕然と戦慄く」より/吾峠呼世晴
無一郎の霞の呼吸による攻撃をするりと避けていた場面は印象的です。
柱の中でも実力上位の実弥や悲鳴嶼さんの攻撃には刀身を見せましたが、現役の柱であった無一郎の攻撃をかわすということは相当の身軽さですよ。
再生能力
「頭を再生しやがったあの野郎」という実弥の言葉があったように、悲鳴嶼さんたちの攻撃で失った頸から上を再生させました。
太陽光を除けば頸を斬ることは鬼の唯一の弱点ですが、一時はそれをも克服したことになります。

「鬼滅の刃」153話「引かれる」より/吾峠呼世晴
頸の克服といえば炭治郎に斬られた猗窩座も一時的に克服していましたね!
黒死牟が鬼になった経緯とは?

「鬼滅の刃」175話「後世畏るべし」より/吾峠呼世晴
黒死牟が人間だった頃の名前は継国厳勝。
彼には痣がありました。生まれたときから痣があったわけではなく途中からです。
痣を持つ者には以下のような特徴があります。
- 体温が39度以上になる
- 心拍数は200以上である
- 痣を持つ者の周りには共鳴するように痣を持つ者が現れ始める
- 25歳を迎える前に命を落とす
厳勝は最後の「25歳を迎える前に命を落とす」ことを避けようとしました。
まぁ当たり前ですよね。

「鬼滅の刃」178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」より/吾峠呼世晴
そこに現れた無惨が厳勝を勧誘、彼は鬼となり生き永らえることを選びました。
黒死牟は最強の剣士・継国縁壱の兄だった!
厳勝には弟がいました。それも双子の弟です。
名を継国縁壱と言いました。
102話にて縁壱零式という機械が登場しましたが、これと大きく関わっています。

「鬼滅の刃」102話「縁壱零式」より/吾峠呼世晴
小鉄曰く
小鉄:「あの人形の原形となったのは実在した剣士だったらしいんですけど」
「腕を六本にしなければその剣士の動きを再現できなかったからだそうです」「鬼滅の刃」102話「縁壱零式」より
です。
なので強い剣士だったことがわかります。
そして、その剣士こそが継国縁壱・黒死牟の双子の弟だったのです!
焦がれつづけたその人生、永遠に叶わなかった想い【切ない】
黒死牟の人生は鬼になってからの方がはるかに長いですが(人間時代は24年くらい、鬼時代は400年以上)、彼を彼足らしめたのは人間時代でした。
双子の兄・厳勝と弟・縁壱

「鬼滅の刃」177話「弟」より/吾峠呼世晴
彼らは双子として生まれましたが、双子は跡目争いの原因になること、弟の縁壱には生まれつき痣があることなどを理由に、縁壱は一時は殺されそうになりました。
なんとか殺されはしませんでしたが、同じ屋根の下で暮らすも縁壱は良くされていませんでした。
自分を大切にしてくれる母親に縁壱はいつもくっついていたと言います。
そんな弟に兄の厳勝(のちの黒死牟)は優しくしてやり、いつの日か笛を作ってやりました。
圧倒的才能を持つ弟

「鬼滅の刃」177話「弟」より/吾峠呼世晴
可哀想な弟、気の毒な弟、そんな印象が変わったのは縁壱が稽古相手の大人を倒したときからでした。
弟が自分より遥かに輝くものを持っていることを知った厳勝は激しい嫉妬を覚えます。
弟・縁壱との別れと再開
跡目争いを避けるため10歳になったら出家することになっていた縁壱。
母の死と同時に家を出ます。

「鬼滅の刃」177話「弟」より/吾峠呼世晴
そのとき兄・厳勝からもらった笛を大切にしているようでした。

「鬼滅の刃」178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」より/吾峠呼世晴
そして大人になってから邂逅することになります。
鬼に襲われていた厳勝を縁壱が助ける形での再開となりました。
弟はやはり非常に能力の高い剣士となっていました。
痣の発現、無惨との出会い、鬼へ…

「鬼滅の刃」178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」より/吾峠呼世晴
縁壱の影響か痣を持つ者が次第に増え、ついには厳勝も縁壱そっくりの痣が出ました。
しかし周りの痣者が25歳を迎える前に死んでいく中、厳勝は生き永らえようとします。
無惨の力で鬼と化したのでした。黒死牟の誕生です。
老いさらばえた弟の姿、ずっと焦がれていた弟は…

「鬼滅の刃」174話「赤い月夜に見た悪夢」より/吾峠呼世晴
鬼となった厳勝はある日、60年以上会っていなかった弟との再開を果たします。
弟は痣を持っているにもかかわらず80歳を超えた状態で生きていたのです。
老齢の縁壱でしたが、勝てる気がしなかったと黒死牟は振り返っていました。
しかし縁壱は黒死牟を殺す直前に寿命で死亡します。
信じられないことに、刀を持ち立ったまま命を落としていたのです。
なんとか助かった黒死牟ですが、弟への嫉妬が爆発、縁壱の死体を切り裂きます。

「鬼滅の刃」178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」より/吾峠呼世晴
すると縁壱の懐からは、かつて自分が弟に作ってやった笛が。
【まとめ】弟に憧れつづけた人生
黒死牟を黒死牟足らしめているのは人間時代と書いたのは上記のような過去があったからです。
初めは哀れな弟だと思っていた縁壱が、実は自分より秀でており痣者であるにもかかわらず長生きもしました。
厳勝にはそれが何よりも憎かったのだと僕は感じます。
人間の姿を捨てたのは、外でもない弟と同じ境地に辿りつくためだったのでしょう。
鬼となった兄の姿を見た縁壱が最初に口にした言葉はこうでした↓

「鬼滅の刃」174話「赤い月夜に見た悪夢」より/吾峠呼世晴
「お労しや」「兄上」
「お労しや」には「お気の毒なことに、何て有り様だ」などの意味があるそうです。
鬼となった兄を憐れんでいたのでしょうか。
178話の黒死牟の最期の言葉です↓
「何故私は何も残せない」
「何故私は何者にもなれない」
「何故私とお前はこれ程違う」
「私は一体何の為に生まれて来たのだ」
「教えてくれ 縁壱」
まとめ
黒死牟というキャラクターについて紹介してきました。
正直、今回の内容を知るまではここまで奥の深いキャラクターだとは思っていませんでした…。
彼の過去ストーリーは本当に個人的にお気に入りでして、かなり感情移入してしまいました(涙)。
みなさんのお気に入りキャラクターも教えて下さい!
というわけで記事は以上になります。
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