鬼滅の刃179話のネタバレです。
前回178話では、上弦の壱黒死牟の過去が引き続き描かれました。
縁壱との再会、鬼殺隊としての活動、そして無惨と出会って鬼化。縁壱に憧れ続け鬼になってまで技を磨いたのに何も残せなかった黒死牟の最後に、まさに鬼は虚しく悲しい生き物だと感じさせられました。
黒死牟の回想も終わり、今回は戦いに勝利した鬼滅隊側の話です。上弦の壱との激闘を生き残れたのは…?
スポンサーリンク
上弦の壱に勝利、そして
首を落としても生きて復活しようとした上弦の壱の再生が止まり、攻撃を止めるように不死川(風柱)に言う悲鳴嶼(岩柱)。
しかし不死川は止まりません。
悲鳴嶼は不死川を抱きかかえるように止め、上弦の壱を倒し、戦いが終わったことを伝えます。
意識を失っても上弦の壱を倒すために動き続けていた不死川に、悲鳴嶼は驚きます。
不死川を止めた悲鳴嶼は上弦の壱との戦闘で致命傷を負っていた玄弥と無一郎の方を振り返ります。
悲鳴嶼は不死川を抱え瀕死の状態でありながら、兄である不死川と無一郎のことを気にかける玄弥に駆け寄り、自分たちは無事だと伝えます。
しかし無一郎のことは伝えようにも「時透は・・・」と言葉が出ません。
自分はいいから無一郎の手当てを、と玄弥はお願いします。
縦に半分に切られながらもなお生きている玄弥に驚き、玄弥が鬼を取り込んだ為かと悲鳴嶼は判断します。
しかしその鬼を取り込んで得た力も出血とともに抜けているようです。
鬼にとってご馳走である稀血が横にいても大丈夫だと判断し、稀血である兄不死川を玄弥の横に寝かせます。
激闘を終え意識を失っている兄の姿を見て、兄が生きていることに玄弥は安堵します。
スポンサーリンク
無一郎を迎えたのは兄有一郎
無一郎に駆け寄り、上弦の壱に勝てたのは玄弥と無一郎のおかげだと感謝と尊敬を伝える悲鳴嶼。
若い身空で最後まで立派だった、必ず無惨を倒すと誓います。
場面は鬼滅の刃恒例の死んだキャラクターが訪れる意識の世界へ変わります。
無一郎の意識の世界に現れたのは11歳で亡くなった兄有一郎でした。
泣きながらこっちに来るな戻れと怒る有一郎に、頑張ったのにどうして褒めてくれないのと無一郎は泣きます。
こっちが聞きたい、まだ14歳なんだから逃げればよかったのにと有一郎は言いますが、仲間を見捨てて逃げるなんてできないと無一郎は答えます。
無駄死にだ!お前が死ぬことはなかった、なんのためにお前が生まれたのかわからないとさらに有一郎は責めますが、
11歳で死んだ有一郎の方が可哀想だ
それに自分はなんのために生まれたのか自分でわかっている
「幸せになるために生まれてきたんだ」
と無一郎は答えます。
有一郎も含めて家族4人で暮らしていた時も幸せだったし、1人になってからも仲間ができて楽しかった、幸せな瞬間が数え切れないほどあった
だからこそなにからも逃げなかったし、目をそらさなかった、仲間のために命をかけたことを後悔なんてしない
と過去を回想しながら言う無一郎。
そして無駄死になんて有一郎だけは言わないでよと無一郎は泣きます。
そんな無一郎を抱きしめて、わかっている、だけど無一郎だけには死んで欲しくなかったと有一郎は本心を伝えました。
スポンサーリンク
不死川兄弟の別れ
意識をとりもどした不死川は、玄弥の姿をみて叫び声をあげます。
体が鬼のように崩れていく弟の姿に、どうしてだと泣き叫び兄ちゃんががどうにかしてやるからと声をかける兄に玄弥謝ります。
母親が鬼になった夜、鬼になった母親を殺した兄を責めたこと、ほかにも迷惑をかけたことを。
そんな玄弥に、迷惑なんかかけてない、俺より先に死ぬなと不死川は声をかけます。
さらに守ってくれたことを感謝する玄弥ですが、不死川は守れてないだろと泣き叫びます。
兄が自分を守ってくれたように自分も兄を守りたかった、兄弟だから同じ気持ちだった、兄には幸せになって欲しい、死なないで欲しい、兄はこの世で一番優しい人だ
と体が崩れながら伝える玄弥。
弟を連れてかないでくれと神様に願う不死川。
最後に「ありがとう兄ちゃん」と言葉を残し、玄弥の体は完全に崩れ去ります。
弟の体が跡形もなく無くなり名前を泣き叫ぶ不死川に、先に進まねばならない、と涙を流しながら顔をあげるように言う悲鳴嶼。
無惨を倒すまでは終わりではないと涙を血を流しながら、鬼滅隊最強の男は仲間の死を背負って進む決意をします。
鬼滅の刃次回はどうなる?
鬼滅の刃179話では、上弦の壱との戦いで重傷を負っていた玄弥と無一郎がついに死んでしまいました。
傷の重さから死ぬんだろうなと思ってはいましたが、玄弥は炭治郎と同期でもあり、鬼化の力もあるのでなんとかなるのではと期待していたので残念です。
人気キャラクターでも容赦なく死んでいくのが鬼滅の刃の世界です。同期まで死んでしまうとなると、本当にもう誰が死ぬのか予想もつきません。
さて、長かった上弦の壱との戦闘がついに終わりましたが、次回はどうなるのか?
上弦の肆鳴女と対峙していた恋柱甘露寺蜜璃と蛇柱伊黒小芭内サイド、過去の炎柱の手記の情報が書いてある手紙を受けとった炭治郎サイド、そして禰豆子を見守る元柱たちの方にまだ見ぬ新しい上弦の伍は登場するのか。
鬼滅の刃180話が楽しみです!
コメントをどうぞ