ゴールデンカムイ221話の考察記事です!
前回の考察では、杉元に襲い掛かった平太がどうなるのかについて予想をしていたんですが「その手があったか!」という展開でしたね。
ホラーなストーリーで進んだ平太ウェンカムイ編は、今回でひと段落でしょう。
今回のラストでは久しぶりに鶴見中尉や土方の姿も出て、本編が大きく動き出しそうな終わり方でした。
221話の考察と、今後の予想をしてみます!
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門倉部長が語った脱獄囚時代の平太
平太に刺青人皮が入っていることは既に判明していたので、網走脱獄囚であることは既に確定ました。
どのような犯罪で捉えられたのかが気になっていましたが、一家殺人の凶悪犯でしたね。
ホラー要素として平太が特殊なのは、この2点。
- アイヌから聞いた人殺し熊(ウェンカムイ)の妄想が膨らんで、自ら熊になってしまった。
- 熊となって殺害した家族であろう複数の人格が、平太の中に存在している。
簡単にまとめると、誇大妄想の多重人格者というところでしょうか。
当時の網走監獄の看守だった門倉部長に、平太のことを語らせるというのが面白い構成でした。
殺人そのものが単独犯で、獄中で仲の良かった人物も描かれていませんので、他の脱獄囚との繋がりは薄そうですね。
白石が平太のことを認識していなかったのも頷けます。
ただし、ひとつ気になるのは、刺青人皮のところです。
平太の表の人格では、体を乗っ取ったウェンカムイが入れ墨を彫ったことになっています。
しかし、これはきっと平太の別人格が顔を出していた時に、入れられたものでしょう。その人格が顔を出したとき、刺青人皮に関わる何かの情報が出てくるかもしれません。
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毒矢を受けた平太はこれからどうなる?
前回の考察で、これから平太をどうするんだろうかと書いていました。
「もう少しまともな男であれば、仲間に加わるのではないかという期待も膨らむのですが」というのが難しい課題でした。
しかし、今回で平太は体の中に宿っていたウェンカムイを殺すことに成功しています。
ですから、ヒグマに乗っ取られて殺人を繰り返す狂人という要素は排除されました。
矢を首に受けた後の平太の目が、完全にこれまでとは違うのもなんですよね。
そもそも平太の妄想なので、平太自身がウェンカムイを殺したと認識した以上は、ウェンカムイが平太を乗っ取ることはありません。
ただし、多重人格であるという要素については、そのまま残っていそうです。
女装の家永と、多重人格の平太、ゴールデンカムイの登場人物はバラエティ豊かです。
ということで、平太に関しては「平太は死なずに杉元たちの仲間入り」と予想します!
刺青人皮の脱獄囚なので、死ななければ連れて行くしかないんですよね。
最後のコマで白石が「平太師匠!!」って叫んでいる通り、杉元たちのお金の工面にも役立ちそうです。
また、ウェンカムイの話を聞いた後からのエピソードは判明しましたが、アイヌとの関りは謎のままです。
正しい知識を十分に教えられていないことから、アイヌの村で育ったとかではないようです。
砂金掘り師であることと、アイヌとの繋がり、そして刺青人皮、色んな要素が詰まっているので、平太は意外と重要人物なのかもしれませんね。
いや、こんな予想を裏切られて、次回であっさり死んでしまうという展開もありますが・・・(*´Д`)
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次号からの展開はどうなる?
今回221話で、基本的には平太ウェンカムイ編は終了ですから、次号以降の展開が気になります。
とはいえ、鶴見中尉、土方、尾形、どこに展開してもおかしくない流れです。
杉元たちと地理的に最も近い場所にいるのは尾形なので、まずは尾形との絡みでしょうか。
杉元やアシリパたちに関しては、当面の資金が必要だと砂金採りを始めた流れだったので、特に目的地はありません。
もしかしたら平太次第で動き出す可能性はありますが、いきなり急展開という感じでもなさそうです。
次回からは、新しいエピソードが始まるんでしょうか。
さて、どんな展開になるのか、ゴールデンカムイの次回も楽しみです!
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