現世編が始まってからフシが初めてミズハに出会ったのは121話のことだった。
ハヤセの子孫であるミズハがなぜフシと出会うのか?
物語の展開としてこの二人を出合わせたほうが面白いというのはわかる。
でも、この二人が出会うことになった理由はそのうち語られる気はする。観察者は絶対事情を知ってる気がする。。。
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ハヤセ一族はフシにとってどんな存在なの?
ここがすごくフワフワしているというか。
ハヤセの時から彼らはフシの敵のような味方のような、どちらとも言えない存在でした。
原因は彼らに取りついていたノッカーの存在。
特にカハクのときはそれが顕著で、フシの味方になりたいのになれないもどかしさがずっと描かれてました。
しかしミズハになって大きく流れが変わりました。
ハヤセ、ヒサメ、カハクなどと違ってミズハの中にはノッカーがいない。
ミズハがフシにいくら近づこうと、ミズハがフシの命を脅かすようなことはなくなった。
ハヤセ一族とフシの埋まらない溝
カハクまではずーっとこの溝があったせいでフシも戸惑ってたし、なんとも言えない関係が続いてた。

「不滅のあなたへ」121話「いたる すみか」より/大今良時

「不滅のあなたへ」121話「いたる すみか」より/大今良時
でもミズハからはノッカーが消えているわけだから、なんだかスッキリした感じがある!
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ハヤセのファイがフシとミズハを出合わせた?
ミズハが、なぜここに来たのかとフシに問うシーンが125話にあった。
ミズハ:「この場所に来たのは偶然?」
フシ:「たまたま」「どこにでも行けるからどこでもよかった」「強いて言えば平和そうだった」
ミズハ:「私に会ったのもたまたま?」
フシ:「……」
これは明らかに「たまたま」ではないなと思いますよね(笑)。
7巻56話で観察者がこんなこと言ってた👇

「不滅のあなたへ」56話「転生する愛執」より/大今良時
「ハヤセがもし強い意志を持って死んだのなら そのファイはヒサメという器に入っていてもおかしくはない」
この時のタイトルが「転生する愛執」だったことを考えると、ハヤセの意志が未だに生きていて、それがミズハとフシを出合わせたと考えることはできますよね!
だいぶ宗教的というか。
ファンタジー作品だなぁと感じます(*’▽’)
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