進撃の巨人コミックス第1話でエレンが長い夢を見ていた描写、夢にミカサのような人間が登場する描写、そしてエレンが涙を流づ描写が登場しました。
これらはすべて関連を持っていると思えますが、それぞれの描写にはどんな意味が込められているのでしょうか。
今回はエレンに話しかけた人物が誰なのかを考えていきます!
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目次
ミカサのような人間
「進撃の巨人」1話「二千年後の君へ」より/諌山創
エレンの夢に出てきた人物として有名なのがこの少女でした。というか夢に出てきた人間はこの人だけだったんですよね(アニメでは違う)。
で、これが誰なのか妄想が膨らむわけですが、直観的に考えればミカサと考えられると思います。
髪の長さやマフラーを巻いている姿からしてミカサであるとしか思えません。
言葉の意味とは
このミカサらしき人物は「いってらっしゃい」「エレン」と言っています。これも妄想が膨らみますね。
この言葉からはこれからエレンが旅を始めるとか、用事に出掛けるみたいなニュアンスが感じられます。
「いってらっしゃい」と言うからには、「エレン」と呼ばれる人間とこの少女のような人物は今まで一緒に過ごしていたのでしょう。
そして別れのときが来たという感じでしょうか。
「エレン」という人物と少女のような人物が存在
↓
二人は共に過ごしていた
↓
別れの日がやってきた
↓
「いってらっしゃい」「エレン」
つまり上記のようなイメージなのかなと考えています。
これはミカサだとは思うんですが、どうなんでしょう(`・ω・´)
マフラーを巻いているあたりでミカサの可能性は極めて高いと思っています。しかしまだわかりません。
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発言者とコマに描かれた人物が一致しないパターン
「いってらっしゃい」のコマで出てきた少女はエレンが夢の中で見ていた人物なのか?という点を考えなければいけません。
というのも夢に出てきたと思われる少女は、実はうたた寝していたエレンを起こすミカサ本人である可能性があるからです。つまり時間的にも地理的にも同一の人物かもしれないということです。
「進撃の巨人」1話「二千年後の君へ」より/諌山創
ミカサがエレンを起こそうと彼の目の前にいることがわかります。
つまり、エレンの目に前にいたミカサをそのまま描いていたのかもしれません。
ただ、そのミカサが「いってらっしゃい」と言うのはかなり不自然すぎますよね。
そのままミカサの姿を描きつつ、「いってらっしゃい」という言葉だけは他の人間が言ったものである可能性もなくはないですよね。
姿や形:ミカサ・アッカーマンそのもの
言葉:ミカサ以外の人間
こんなふうにミックスしていたかもしれないなと。
もちろんあの少女がエレンが夢のなかで見た人物ということが確定するなら、あの人間と言葉の主が一致するのでしょうが…。
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発言者とコマに描かれた人物が一致するパターン
あの少女がミカサであり、「いってらっしゃい」の台詞もミカサのものであるパターンを考えます。
この場合、現実にうたた寝するエレンの目の前にいたミカサが「いってらっしゃい」と言う可能性はかなり低いです。
寝ている人を起こすために「いってらっしゃい」と言うはずないですからね(`・ω・´)
髪が伸びたと言うエレンからわかること
「進撃の巨人」1話「二千年後の君へ」より/諌山創
ここも見逃せないポイントですね。
エレンはミカサの髪が伸びているように感じるわけですが、おそらくこれは錯覚なのでしょう。
作者の意図としては
夢の中で見たミカサ:髪がもう少し短い
現実にエレンの目の前にいるミカサ:夢の中のミカサより髪が長い
こういうことかなと予想ています。
なので同じミカサでも、(地理的・時間(空)的に)まったく別の場面であるということになります。
もうひとつ、「いってらっしゃい」のコマのミカサと現実のミカサが別と考えられる理由があります。
薪を背負うミカサと背負っていないミカサ
「進撃の巨人」1話「二千年後の君へ」より/諌山創
「進撃の巨人」1話「二千年後の君へ」より/諌山創
当時のミカサは薪を背負うための背負い梯子を肩に身に着けていました。しかし「いってらっしゃい」のミカサは何も背負っていません。
このことから「いってらっしゃい」の人物が現実世界のミカサではなく、エレンの夢に登場したミカサであることが明確にわかりますね!
ということで「いってらっしゃい」「エレン」の発言者とコマに描かれた人物は一致する可能性が高く、発言者(夢の中のミカサ)とエレンを起こそうとするミカサは別である可能性も高いのでしょう!
1話に関してはまだまだ謎があるので、今後も考察していきましょう(*’▽’)
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