みなさん、こんばんは!ナガトです。
121話「未来の記憶」では、エレンが宿している「進撃の巨人」の能力がはじめて明かされました。
やっと明かされた進撃の巨人の能力なので、今回はその能力を振り返り、さらに過去に出てきた伏線らしきものとの関連も調べてみます(`・ω・´)
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明かされた「進撃の巨人」の能力

「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創
グリシャの発言を引用してみます↓
「進撃の巨人」は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる…
つまり未来を知ることが可能なのだ
この発言から「進撃の巨人」の能力が明らかになったわけですが、正直、驚きですよね(゚Д゚;)
他の巨人と比べるとジャンルが違うといいますか、、、すぐにはその能力が何のために使われるべきものなのかがはっきりとはわかりませんよね。
だからこその驚きもあったとは思います。
進撃の能力が未来の継承者の記憶を見ることだということはわかりましたが、それだけだといまいちイメージが掴めないかと思うので(ナガトはまだ理解が微妙です、、)ここからは121話の内容をもとに、より具体的に進撃の能力を見ていきたいと思います(`・ω・´)
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未来の継承者の記憶…
「進撃の巨人」の能力を【未来を見る力】と定義してしまえば、わりと理解は難しくないと思うのですが、どうやらそう単純な代物でもないようなんですよね。
121話後半のジークとエレンの会話のなかで「親父の記憶から未来の自分の記憶を見た」というエレンの発言がありました。
ナガト的に注目したことは2点あります(`・ω・´)
未来に行って直接現場を確認するわけではなく、記憶を介して未来を見る
自分の記憶ではなく、未来の継承者の記憶から未来を見る
以上の2点は、グリシャの121話に出てきたグリシャの発言とエレンの発言から導き出すことができるかなと思います。

「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創

「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創
エレンは自分自身の記憶から未来の光景を目撃したのではなく、グリシャの記憶の中にあった自分の記憶を見たことで未来を見たということですね(*’▽’)

「エレンの記憶を持ったグリシャの記憶」が道を通じることで、4年前ヒストリアに触れたエレンに伝わったという仕組みになっているのだと思います。
ぶっちゃけ、これはわかりにくいので以下のような理解でもいい気がします↓

未来のエレンの記憶が現在(4年前)のエレンに伝わったということです。これは厳密には違うかもですが、もし今わからなかったとしてもこの理解でたいして問題はないと思います(*’▽’)
たぶん、徐々にわかってくると思いますし!

記憶ツアーはなぜはじまったのか?
ちなみにジークとエレンが記憶の旅に出かけたのは、「進撃の巨人」の能力によるものではなく二人が座標にいることが原因なのかなと考えています。

「進撃の巨人」120話「刹那」より/諌山創
この場面ではジークの方からエレンに頭を近づけていることから、進撃の力とは無関係の作用で過去の記憶に戻ったのだと思えますよね。
また120話で
ジーク:「お前がわかるまで見せてやる」
「グリシャ・イェーガーがいかにして息子を洗脳し お前に民族主義を植え付けたのか」
とジークが言っていることからも、ジークは最初から過去の記憶に移ることができることを知っていたと考えられます!
とはいえ疑問が残るのも事実なんですよね、、。

「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創
このときのグリシャには近くにいるエレンの姿が見えている、もしくは気配を感じているように見えました。
「皆がこの記憶に導かれた」と言っているのはエレン(もしかしたらジークも)が近くにいることがわかっているからだと思います。
この場面では「進撃の巨人」の能力の話をしているので、(グリシャからすれば)ここにエレンがいるのは「進撃の巨人」の能力が原因と考えられますが、、、しかし先ほど書いたようにエレンとジークがここ(過去の記憶)にいる状態はジークがエレンに過去の記憶を見せようとしたことから端を発しているはずですよね!?
なので、120話から展開した記憶旅行が、どちらの作用によるものなのか(「進撃の巨人」なのかジークなのか)がナガトはいまいちパッとしませんでしたm(__)m
「進撃の巨人」の力を持たないジークとグリシャが接触したことを考慮すると、一連の記憶旅行は「進撃の巨人」の能力ではなく座標の影響と考えるのが妥当かもしれません。88話では、座標を通じることでユミルの民の記憶が時空を超えて移動すると説明されていました。
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クルーガーの発言を振り返る
さて、ここからは少し過去の話に戻ります。
「進撃の巨人」の能力は88話でエレン・クルーガーがグリシャに話したことと関係していそうですよね!
振り返ります(‘ω’)ノ
未来の継承者の記憶が影響…

「進撃の巨人」89話「会議」より/諌山創
しばらく前にこの場面が描かれたときは盛り上がりましたよね!
「ループ確定か!?」みたいなことも言われましたし、ナガト自身そんな記事を過去に書いています(*’▽’)
ただ、今回121話で進撃の能力がわかったことで、ループ説ではない可能性も見えてきた気がしますよ!
まず、なぜクルーガーがミカサとアルミンの名前を口にすることができたのかを考えます。
未来のエレン(もしくはグリシャ)がミカサ、アルミンの存在をクルーガーに伝えたのかもしれない、、、
考えらることはこういうこと👆ではないでしょうか?
「伝えた」という表現が正しいかわかりませんが、「進撃の巨人」の能力が「未来の継承者の記憶を見ること」なので、当時進撃を身に宿していたクルーガーが、未来の進撃の保有者であるグリシャかエレンの記憶を見ることはあり得るわけです!
なので
クルーガーがミカサ、アルミンの名前を知っていたのは、グリシャかエレンの記憶を見たから
と結論づけることができます。
スッキリです!(^^)!
エレンの意思がクルーガーに影響した?
121話のエレンの言葉と88話のクルーガーの発言に似ているもものがありましたよね?

「進撃の巨人」121話「未来の記憶」より/諌山創

「進撃の巨人」88話「進撃の巨人」より/諌山創
クルーガーの発言が回収されたと言っていいのでしょう(*^^*)
「進撃の巨人」の能力と重ねて考えると、エレンの意思がクルーガーに伝わったことでエレンと同じことをグリシャに言っているのだと思います。
進撃の力で未来の継承者(エレン)の記憶を見たクルーガーが、グリシャにエレンと同じことを言ったのですね。きっと。
何だかエレンがクルーガーに言わせたかのように思えてきますよ(; ・`д・´) やっぱり回収の仕方がすごいなと思いますね。
さて、今回はこのくらいで終わりにしたいと思います。
121話に関してはまだ触れておかなければいけないことがあるので、引き続き記事を書いていきます(*’▽’)
それではさようなら!
未来や過去の記憶を見てその言葉を引用して同じことを言ってるというよりは、記憶を通して過去や未来の人格が混同している感じもします。
つまりはエレンはエレンでありながらグリシャでもありクルーガーやフリーダでもあるという、これまでとこれからの継承者の統一された人格ということの気もします。考察かどうかわからないとこですが。
記憶の継承によって人格が混同することはあるみたいですね。
エレンは自分は自分のままだと言っていますが、やはり影響は受けるのでしょうか。
エレンがエレン以降の未来の記憶を見てる描写がない考察にエレンが最後の進撃の継承者だからというのがありますが、もう一つ可能性を考えてみました。ループ説みたいなものですけど次の継承者が初代進撃の継承者(ユミルフリッツ)なのではないかということです。
おぉ!ループ説につながりそうですね。
ちょっと考察して記事書いてみますね(^^)
メタ的な考察なのですが。
アルミンの拾った巻貝です。
ループを例えると一本のロープの端と端がつながって輪になっているイメージです。
でも進撃の世界でのループみたいなものって輪というよりは螺旋なのではないかと思いました。
パラディ島から舞台が大陸マーレに転換する第一部の最終話ともいえる最後のコマにもってこられたのがあの巻貝でした。すごく意味がこめられていると思ったんです・・・
巻貝は螺旋している世界の暗喩だったのではないかと。
繰り返しているけど少しずつ積み上げている周回なのではないかと思います。
妄想で言うとエレンは大地の悪魔だと思います。
エレンから初代ユミルに継承でエレンの意思は上積み(増幅)されているのではないかと、そのことにより世界は螺旋しながら変わっているのではないかなと思いました。
>エレンから初代ユミルに継承でエレンの意思は上積み(増幅)されているのではないかと、そのことにより世界は螺旋しながら変わっているのではないかなと思いました。
面白いですね(*’▽’)
エレンが大地の悪魔とすると、りんごは何だったとお考えでしょうか?
エレンの意思が尋常じゃないのは永久機関みたいなものなのかなぁと勝手に妄想します。
コメントありがとうございます!
外からの影響を受けないままいつまでも進み続ける、といった感じでしょうか。
「進撃の巨人」の継承者の記憶があるからこそ、あのような思想になったと考えたくもなりますが、、。